漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩・唐詩・詩詞 解釈


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584 韓昌黎集 巻五  《知音者誠希》韓愈(韓退之)ID 798年貞元14年 31歳kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 5246
2014/12/10 00:47

韓愈《知音者誠希》(送別に際していう、君のような親友(・知己・恋人)というものは本当にいないものである)

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584 韓昌黎集 巻五  《知音者誠希》韓愈(韓退之)ID 798年貞元14年 31歳kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 5246 (12/10)
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584 韓昌黎集 巻五   《知音者誠希》韓愈(韓退之)ID 798年貞元14年 31歳 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 5246

 

 

年: 798年貞元14年 31歳

卷別:    卷三四五              文體:    五言?

詩題:    知音者誠希【見《外集》、《遺集》。】

 

 

知音者誠希

(送別に際していう、君のような親友(・知己・恋人)というものは本当にいないものである)

知音者誠希,念子不能別。

世に知音のものは誠に稀であって、君のようにわが心の底まで知り抜いているものは、ほかには全くいないから、君を思って、ここに別れを為すことはできない。

行行天未曉,攜酒踏明月。

そこで未だ夜が開けていないうちに君を送り出すこととして、酒を携えて明月の差し込む道を踏みつつ、行き行きて留まるところを知らないというほどなのである。

 

(知音の者は誠に希れなり)

知音の者は誠に希れなり,子を念うて別るる能わず。

行行 天 未だ曉ならず,酒を攜えて明月を踏む。

 

画像 

『知音者誠希』 現代語訳と訳註解説

(本文)

知音者誠希

知音者誠希,念子不能別。

行行天未曉,攜酒踏明月。

 

 

(下し文)

(知音者誠希)

知音の者は誠に希れなり,子を念うて別るる能わず。

行行 天 未だ曉ならず,酒を攜えて明月を踏む。

 

(現代語訳)

(送別に際していう、君のような親友(・知己・恋人)というものは本当にいないものである)

世に知音のものは誠に稀であって、君のようにわが心の底まで知り抜いているものは、ほかには全くいないから、君を思って、ここに別れを為すことはできない。

そこで未だ夜が開けていないうちに君を送り出すこととして、酒を携えて明月の差し込む道を踏みつつ、行き行きて留まるところを知らないというほどなのである。

画像 

 (訳注)

知音者誠希

(送別に際していう、君のような親友(・知己・恋人)というものは本当にいないものである)

送別の詩であるが、詩中起首一句を題に替える。この四句は一気呵成に詠み、前区が熟語のように送別に利用された素晴らしい句である。

知音 《中国の春秋時代、琴の名人伯牙は親友鍾子期が亡くなると、自分の琴の音を理解する者はもはやいないと愛用していた琴の糸を切って再び弾じなかったという「列子」湯問などの故事から》

互いによく心を知り合った友。親友。「年来の―」

知り合い。知己。「―を頼る」

恋人となること。また、恋人。なじみの相手。

 

知音者誠希,念子不能別。

世に知音のものは誠に稀であって、君のようにわが心の底まで知り抜いているものは、ほかには全くいないから、君を思って、ここに別れを為すことはできない。

 

行行天未曉,攜酒踏明月。

そこで未だ夜が開けていないうちに君を送り出すこととして、酒を携えて明月の差し込む道を踏みつつ、行き行きて留まるところを知らないというほどなのである。

 

知音について 

『烈子・湯問』

伯牙鼓琴、鍾子期聴之。

方鼓琴而志在太山、鍾子期曰、

「善哉乎、鼓琴。巍巍乎若太山。」

少選之間、而志在流水、鍾子期又曰、

「善哉乎、鼓琴。湯湯乎若流水。」

鍾子期死。伯牙破琴絶絃、終身不復鼓琴。

以為世無足復為鼓琴者。

伯牙 琴を鼓し、鍾子期 之を聴く。

琴を鼓するに方たりて、志太山に在り。鐘子期曰はく、

「善きかな、琴を鼓すること。巍巍乎(ぎぎこ)として太山のごとし」と。

少選の間にして、志 流水に在り。鐘子期又曰はく、

「善きかな、琴を鼓すること。湯湯乎(しゃしゃうこ)として流水のごとし。」と。」

鐘子期死す。伯牙 琴を破り絃を断ち、終身復た琴を鼓せず。

以為(おも)へらく世に復た為に琴を鼓するに足る者無しと。

 

呂氏春秋

鍾子期死。伯牙破琴絶絃、終身不復鼓琴。

以為世無知音為鼓琴者。

鐘子期死す。伯牙 琴を破り絃を断ち、終身復た琴を鼓せず。

以為(おも)へらく世に知音者無しと。

 

文選・古詩

「不愁歌者苦、但傷知音希。」愁えず、歌うものはなやみ、知音の者は誠に希れなるを傷む。,
 


カテゴリ:韓昌黎集  全十一巻

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