李太白集 295《太白巻十五18送薛九被讒去魯》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7056
- 2015/12/12
- 22:36
李白 送薛九被讒去魯 宋人不辨玉,魯賤東家丘。我笑薛夫子,胡為兩地遊。黃金消眾口,白璧竟難投。梧桐生蒺藜,綠竹乏佳實。 (薛九というものが、讒言によって、貶められ、魯国を立ち去るについて、賦して贈ったもの) 昔、宋の人はその性格ははなはだ愚にして、玉の何たるかを知らず、燕石を珍として、大事にしていたというし、魯の国の人は、孔子の聖人たるを知らず、これを呼び捨てにし、東家の邱と言っ...
李太白集 284《太白巻十五12送韓準裴政孔巢父還山》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7001
- 2015/12/01
- 22:48
李白 送韓準裴政孔巢父還山 #1 獵客張兔罝,不能掛龍虎。所以青雲人,高歌在巖戶。 韓生信英彥,裴子含清真。孔侯復秀出,俱與雲霞親。 (韓準・裴政・孔巢父の竹渓の友人たちが、徂徠山に帰るというのでこの詩を作って送った。) #1 猟人が兎綱を張ると、無論、兎は取れるが、龍虎を其の網にからめ取ることはできない。龍虎はもとより、兎などの居る様な処には住んで居らぬもので、それにつけでも、住む処をえ...
李太白集 271《太白巻十五09送楊山人歸天台》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 6936
- 2015/11/18
- 22:27
李白 送楊山人歸天台 客有思天台,東行路超忽。濤落浙江秋,沙明浦陽月。 今遊方厭楚,昨夢先歸越。且盡秉燭歡,無辭凌晨發。 (送楊山人という高節な隠遁者が、天台山に帰るのをおくったものである。) 楊山人は、今や故郷の天台を思出で、一刻も猶予せず。東行して遠路をたどり、愈々その地にかえるとのことである。その途すがら、浙江、秋、正に.闌にして、観濤の壮観もあろうし、又浦陽浦口、...
李太白集 256《太白巻十五01南陽送客》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 6861
- 2015/11/03
- 21:35
李白 南陽送客 斗酒勿為薄,寸心貴不忘。坐惜故人去,偏令遊子傷。 離顏怨芳草,春思結垂楊。揮手再三別,臨岐空斷腸。 (南陽において、客の遠行を贈ったもの。) この一斗の酒だからと言って、我が心が薄いと思うことしてほしくない、わが寸心を汲み取り、どうぞ忘れるなどしてくれるな。今や客中に客を送り、故人のここを去ることを惜しんで、偏に遊子のこの心を傷めることになるのである。別れの顔は、至福の芳...
李太白集 227《太白巻15-2 送張舍人之江東》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 6716
- 2015/10/05
- 22:09
李白 送張舍人之江東 張翰江東去,正值秋風時。天清一雁遠,海闊孤帆遲。白日行欲暮,滄波杳難期。吳洲如見月,千里幸相思。(張舍人というものが江東に行くのでそれを送るのに、西晋の張翰の故事を以て互いの情を詠う。)君は古、西晋の張翰のように、まさに秋風の時に值うて、同じように江東に赴かれる。時あたかも秋、天高く清くして、一雁遠く去り、海は闊くして孤帆は行くこと遲いように見える。白日は行く行く...
李太白集 208《太白巻15-13 送楊少府赴選》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 6621
- 2015/09/16
- 22:15
李白 送楊少府赴選 大國置衡鏡,準平天地心。群賢無邪人,朗鑒窮情深。吾君詠南風,袞冕彈鳴琴。時泰多美士,京國會纓簪。(楊少府が縣尉の職によく任えて栄遷のため都に上京するのをおくる)大国には詮衡の職が設置されており、その職の者は天地の心に準平せしむることに勤めて、その官に適うものはどしどし登庸するのである。こうして群賢の中には奸佞の小人はいないので、その鑑別も明鏡の如く、情深を極め、決して濁乱...
李太白集 86《太白卷十五08 送崔十二遊天竺寺 》 李白kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 6011
- 2015/05/17
- 22:11
送崔十二遊天竺寺還聞天竺寺,夢想懷東越。每年海樹霜,桂子落秋月。送君遊此地,已屬流芳歇。待我來歲行,相隨浮溟渤。(この詩は、崔十二が杭州の天竺寺に遊ぶを送ってつくったもの。)またしても、天竺寺という名を聞けば、夢うつつにも東越の地を思い浮かべるが、その地は、幽邃を極めて、まことに仏寺たるにふさわしい。その寺においては、毎年、海辺の木に霜の降るころ、桂の実が秋の明月の中から降るということなのである。...
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