秦州雜詩二十首 其十一 杜甫 第3部 <264> 杜甫詩 700- 378
- 2012/09/30
- 21:50
秦州雜詩二十首 其十一 杜甫 第3部 <264> 杜甫詩 700- 378秦州雜詩二十首 第一部(其の一から其四)秦州の概要について述べる。秦州雜詩二十首 第二部(其の五から其八)秦州と戰について述べる。秦州雜詩二十首 第三部(其の九から其の十二)秦州城内のようすや住居のことを詠っている。乾元2年 759年 48歳 「秦州雑詩二十首」は五言律詩の二十首に亘る連作で、官を辞して、漂浪生活の最初の寓居となった場所である。家族全員...
秦州雜詩二十首 其十 杜甫 第3部 <263> 杜甫詩 700- 377
- 2012/09/29
- 21:48
秦州雜詩二十首 其十 杜甫 第3部 <263> 杜甫詩 700- 377 秦州雜詩二十首 第一部(其の一から其四)秦州の概要について述べる。秦州雜詩二十首 第二部(其の五から其八)秦州と戰について述べる。秦州雜詩二十首 第三部(其の九から其の十二)秦州城内のようすや住居のことを詠っている。乾元2年 759年 48歳 「秦州雑詩二十首」は五言律詩の二十首に亘る連作で、官を辞して、漂浪生活の最初の寓居となった場所である。家族全員...
秦州雜詩二十首 其九 杜甫 第3部 <262> 杜甫詩 700- 376
- 2012/09/28
- 21:44
秦州雜詩二十首 其九 杜甫 第3部 <262> 杜甫詩 700- 376秦州雜詩二十首 第一部(其の一から其四)秦州の概要について述べる。秦州雜詩二十首 第二部(其の五から其八)秦州と戰について述べる。秦州雜詩二十首 第三部(其の九から其の十二)秦州城内のようすや住居のことを詠っている。乾元2年 759年 48歳 「秦州雑詩二十首」は五言律詩の二十首に亘る連作で、官を辞して、漂浪生活の最初の寓居となった場所である。家族全員で...
秦州雜詩二十首 其八 杜甫 第2部 <261> 杜甫詩 700- 375
- 2012/09/27
- 21:44
秦州雜詩二十首 其八 杜甫 第2部 <261> 杜甫詩 700- 375秦州雜詩二十首 第二部(其の五から其八)秦州と戰について述べる。秦州雑詩二十首 其五南使宜天馬、由来万匹強。浮雲連陣没、秋草徧山長。聞説真龍種、仍残老驌驦。哀鳴思戦闘、迥立向蒼蒼。(監牧使の牧場には若い名馬はみな没した、残存した老馬がまだ戦いを思っているだろうことを、暗に自己をたとえていうのであろう。)ここ秦州には監牧使をおいて大宛国の馬を...
秦州雜詩二十首 其七 杜甫700- 374
- 2012/09/26
- 21:37
秦州雜詩二十首 其七 杜甫700- 374秦州雜詩二十首 第二部(其の五から其八)(詩人として生きることを決意し、隠遁の地,秦州が、吐蕃の乱により不安定なところであることをを述べる。)秦州雑詩二十首 其五(監牧使の牧場には若い名馬はみな没した、残存した老馬がまだ戦いを思っているだろうことを、暗に自己をたとえていうのであろう。)南使宜天馬、由来万匹強。ここ秦州には監牧使をおいて大宛国の馬を天馬にそだてるのに都...
秦州雜詩二十首 其六 杜甫 第2部 <259> 杜甫詩 700- 373
- 2012/09/25
- 22:11
秦州雜詩二十首 其六 杜甫 第2部 <259> 杜甫詩 700- 373其の六((安史の乱がおさまらず、吐蕃の乱におよび秦州においてが不穏な動きを嘆き述べる。)秦州雜詩二十首 第二部(其の五から其八)秦州と戰について述べる。秦州雑詩二十首 其五(監牧使の牧場には若い名馬はみな没した、残存した老馬がまだ戦いを思っているだろうことを、暗に自己をたとえていうのであろう。)南使宜天馬、由来万匹強。ここ秦州には監牧使をお...
秦州雜詩二十首 其五 杜甫 第2部 <258> 杜甫詩 700- 372
- 2012/09/24
- 22:11
秦州雜詩二十首 其五 杜甫 第2部 <258> 杜甫詩 700- 372秦州雜詩二十首 第二部(其五―其八)秦州雑詩二十首 其五(監牧使の牧場には若い名馬はみな没した、残存した老馬がまだ戦いを思っているだろうことを、暗に自己をたとえていうのであろう。)南使宜天馬、由来万匹強。ここ秦州には監牧使をおいて大宛国の馬を天馬にそだてるのに都合のよいところで、太宗の時代からこれまで何十万匹以上も居たのである。浮雲連陣没...
秦州雜詩二十首 其四 杜甫 第1部 <257>杜甫詩 700- 371
- 2012/09/23
- 22:04
秦州雜詩二十首 其四 杜甫 第1部 <257>杜甫詩 700- 371秦州雜詩二十首 第一部(其の一から其四)秦州の概要について述べる。其一(秦州来るまでの様子。)其一満目悲生事、因人作遠遊。この人生、振り返ってみると、目にふれるもの何もかも、生きてゆく諸事が悲しいことはかりだ。だから、このたび人をたよって遠い旅をしてきたのである。遅廻度隴怯、浩蕩及関愁。隴山を越えてゆくのに、谷は深く、濁流の音は凄まじく、坂は...
秦州雜詩二十首 其三 杜甫 第1部 <256> 杜甫詩 700- 370
- 2012/09/22
- 22:02
秦州雜詩二十首 其三 杜甫 第1部 <256> 杜甫詩 700- 370759年秋 陝西省鞏昌府秦州。(2)杜甫の左拾遺、政治生活は、初っ端の757年6月房琯擁護をしたことにより、朝廷内において地位としては確保されたものの、完全に疎外されたものであった。したがって、その誠実な努力、大きな理想とは全くかみ合わず、結局は何ら結果を残すことはなかったのである。それは左遷先の華州司公参軍という立場でも疎外感は同様であった。...
秦州雜詩二十首 其二 杜甫 第1部 <255> 杜甫詩 700- 369
- 2012/09/21
- 21:59
秦州雜詩二十首 其二 杜甫 第1部 <255> 杜甫詩 700- 369秦州雜詩二十首 第一部(其の一から其四)秦州の概要について述べる。其一(秦州来るまでの様子。)其一満目悲生事、因人作遠遊。この人生、振り返ってみると、目にふれるもの何もかも、生きてゆく諸事が悲しいことはかりだ。だから、このたび人をたよって遠い旅をしてきたのである。遅廻度隴怯、浩蕩及関愁。隴山を越えてゆくのに、谷は深く、濁流の音は凄まじく、坂...
秦州雜詩二十首 其一 杜甫 第1部 <254> 700- 368
- 2012/09/20
- 23:18
秦州雜詩二十首 其一 杜甫 第1部 <254> 700- 368(1) 華州から秦州へ旅をしたのは、杜甫より十歳下の三十八歳妻楊氏、長女は十三歳、長子宗文は十歳、次子宗武は七歳、次女は五歳であった。ほかに異母弟の杜占が加わって、家族七人、従僕二人以上、総勢十人をこえる大移動であった。杜甫は馬で、幼子以外は徒歩で、食料、寝具、家財を載せた車に小さな子供を乗せた旅である。華州から秦州に掛けては隴山を越えるのが最...
秦州抒情詩(22) 病馬 杜甫 <307> 700- 427
- 2012/09/19
- 23:14
秦州抒情詩(22) 病馬 杜甫 <307> 700- 427 同じ日のブログ 1386古詩十九首 (4) 漢詩<91>Ⅱ李白に影響を与えた詩523 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1386 1387琴操十首 (6)岐山操 周公為太王作 韓退之(韓愈)詩<72-(6)>Ⅱ中唐詩436 紀頌之の漢詩ブログ1387 1388秦州抒情詩(22) 病馬 杜甫 <307> kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1388 杜甫詩 700- 427 李商隠詩李商隠/韓愈韓退...
秦州抒情詩(16) 廃畦 杜甫 <301> 700- 421
- 2012/09/18
- 21:54
秦州抒情詩(16) 廃畦 杜甫 <301> 700- 421 同じ日のブログ 1368上留田行 謝霊運(康楽) 詩<81-#1>Ⅱ李白に影響を与えた詩509 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1344 1369琴操十首 (0)序 韓退之(韓愈)詩<66-#0>Ⅱ中唐詩430 紀頌之の漢詩ブログ1369 1370秦州抒情詩(16) 廃畦 杜甫 <301> kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1370 杜甫詩 700- 421 李商隠詩李商隠/韓愈韓退之(韓愈...
秦州抒情詩(22) 病馬 杜甫 <307> 700- 427
- 2012/09/17
- 20:22
秦州抒情詩(22) 病馬 杜甫 <307> 700- 427 同じ日のブログ 1383古詩十九首 (4) 漢詩<91>Ⅱ李白に影響を与えた詩523 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1386 1384琴操十首 (6)岐山操 周公為太王作 韓退之(韓愈)詩<72-(6)>Ⅱ中唐詩436 紀頌之の漢詩ブログ1387 1385秦州抒情詩(22) 病馬 杜甫 <307> kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1388 杜甫詩 700- 427 李商隠詩李商隠/韓愈韓...
秦州抒情詩(12) 蛍火 杜甫 <297> 700- 417
- 2012/09/16
- 20:18
秦州抒情詩(12) 蛍火 杜甫 <297> 700- 417 同じ日のブログ 1356擣衣 謝惠連 詩<83-#1>Ⅱ李白に影響を与えた詩513 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1356 1357城南聯句 韓退之(韓愈)詩<64-#30>Ⅱ中唐詩426 紀頌之の漢詩ブログ1357 1358蛍火 杜甫 <297> kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1358 杜甫詩 700- 417 李商隠詩李商隠/韓愈韓退之(韓愈)・柳宗元・李煜・王安石・蘇東...
秦州抒情詩(11) 促織 杜甫 <296> 700- 416
- 2012/09/15
- 21:40
秦州抒情詩(11) 促織 杜甫 <296> 700- 416 同じ日のブログ 1353東門行 漢の無名氏 詩<82>Ⅱ李白に影響を与えた詩512 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1353 1354城南聯句 韓退之(韓愈)詩<64-#29>Ⅱ中唐詩425 紀頌之の漢詩ブログ1354 1355促織 杜甫 <296> kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1355 杜甫詩 700- 416 李商隠詩李商隠/韓愈韓退之(韓愈)・柳宗元・李煜・王安石・蘇...
秦州抒情詩(9) 歸燕 杜甫詩 700- 414
- 2012/09/14
- 21:39
秦州抒情詩(9) 歸燕 杜甫詩 700- 414 同じ日のブログ 1347順東門行 謝霊運(康楽) 詩<79>Ⅱ李白に影響を与えた詩507 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1338 1348城南聯句 韓退之(韓愈)詩<64-#27>Ⅱ中唐詩423 紀頌之の漢詩ブログ1348 1349歸燕 杜甫 <294> kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1349 杜甫詩 700- 414 李商隠詩李商隠/韓愈韓退之(韓愈)・柳宗元・李煜・王安石・蘇東坡 ...
鄭駙馬宅宴洞中 杜甫 集 23
- 2012/09/13
- 15:12
鄭駙馬宅宴洞中 杜甫 集 23鮒馬都尉鄭潜曜の宅にて、洞穴の中で宴をしたことをのべる。杜甫は仕官活動の一環であった。745年天宝4載34歳鄭駙馬宅宴洞中主家陰洞細煙霧,留客夏簟青瑯玕。春酒杯濃琥珀薄,冰漿碗碧瑪瑙寒。悞疑茅屋過江麓,已入風磴霾雲端。自是秦樓壓鄭穀,時聞雜佩聲珊珊。公主のお宅には日陰の洞穴に靄や霧の冷気が細かに湧き出ている、そこへ賓客を夏のたかむしろとして筵を編んだ竹むしろをしいてくれて...
畫鷹 杜甫 集 10
- 2012/09/12
- 20:05
畫鷹 杜甫 集 10 (青年期・就活の詩)五言律詩。絵にかいた鷹についてよんだ詩。天宝1載 742年 31歳畫 鷹 素練風霜起、蒼鷹画作殊。鷹を書いた絵絹がある。鷹の羽の勢いで風を呼び、練り絹の白い面からや霜がわき起こるかとおもわれるのは、青黒い鷹の絵の出来映えが素晴しいからだ。㩳身思狡兎、側目似愁胡。その鷹は肩を怒らせてはすばしこい兎を狙おうとしているのであろうか、その横目...
房兵曹胡馬詩 杜甫 9
- 2012/09/11
- 20:00
房兵曹胡馬詩 杜甫 9五言律詩。兵曹参軍事の任にある房氏の所有する西方産の馬についてのべた詩。 開元29年 741年 三十歳ごろの作とされる。房兵曹胡馬詩房兵曹の胡馬の詩胡馬大宛名、鋒稜痩骨成。この外国産の大宛国の名誉にそむかない名馬であり、骨のすがたが痩せて肥えていない骨組みが十分にできあがっている。竹批双耳峻、風入四蹄軽。竹をそいだようにそばだつふたつの耳、、四つの蹄はそのあいだに風を吸いこん...
沙苑行 杜甫 91
- 2012/09/10
- 16:21
沙苑行 杜甫 91 この詩は士官活動の中での詩である。軍とのつながりの多い馬につて題材にした詩が多い。この年(754)、杜甫は哥舒翰に詩を献上していて、幕府内の事務職など期待して待機していた。沙苑行君不見左輔白沙如白水,繚以周牆百餘裡。君は見たことはないだろう、長安の東方の郡部にあたる沙苑の白き沙は白水の如く白く、その区域を、土塀を建ててこり囲んでいる長さが百里以上もあるというのを。龍媒昔是渥洼生,汗血...
天育驃騎歌 杜甫 85
- 2012/09/09
- 20:13
天育驃騎歌 杜甫 85天子のお厩である天育厩において養われた驃馬の図をみて作った歌。製作時は天宝13載 754年 43歳。 雑言古詩天育驃騎歌吾聞天子之馬走千裡,今之畫圖無乃是?自分が聞く所に周の穆王の馬は日に千里走ったというが、今ここにある画の馬はまちがいなくそのような馬ではないのだろうか。是何意態雄且傑,騣尾蕭梢朔風起。その雄々しく傑出した様子はなんとすばらしいのだろう、たてがみや尾からさわさわと北...
驄馬行 杜甫特集 102
- 2012/09/08
- 20:17
驄馬行 杜甫特集 102もと天子から太常寺卿梁某に賜わったもので、現在は李鄧公が自分の所有として愛している驄馬について、杜甫が鄧公の命をうけて作った詩である。製作時は天宝十四載。* 〔原注〕太常梁卿敢賜馬也。李鄧公。愛而有之。命甫製詩755年天宝14載44歳驄馬行鄧公馬癖人共知,初得花驄大宛種。李鄧公が愛馬の癖あることは人がみな知っているが、鄧公は初めて大宛の種である花紋様ある驄馬.を得られたのだ。夙昔...
畫鶻行 #2 杜甫詩集700- 265
- 2012/09/07
- 20:01
畫鶻行 #2 杜甫詩集700- 265(五言古詩 画鶻行がこつこう)便宜的に2分割して掲載。鶻鶴の画をみて感じた所をのべた詩である。758年乾元元年、なお朝廷にあって疎外感を持っていた時の作。乾元元年 758年 47歳畫鶻行 #1高堂見生鶻,颯爽動秋骨。初驚無拘攣,何得立突兀!乃知畫師妙,巧刮造化窟。寫此神俊姿,充君眼中物。』#2烏鵲滿樛枝,軒然恐其出。庭前の垂れさがった木の枝には烏だの鵲だのがたくさんいるが、彼等...
畫鶻行 #1 杜甫詩集700- 264
- 2012/09/06
- 19:58
畫鶻行 #1 杜甫詩集700- 264(五言古詩 画鶻行がこつこう)便宜的に2分割して掲載。鶻鶴の画をみて感じた所をのべた詩である。758年乾元元年、なお朝廷にあって疎外感を持っていた時の作。乾元元年 758年 47歳畫鶻行 #1高堂見生鶻,颯爽動秋骨。この高い座敷で生きた鶻がいるのを見ている、その鶻は意気颯爽として骨ぶしが動いている。初驚無拘攣,何得立突兀!わたしはこれを初めてみたとき、ひもでつないでもないのに飛び...
義鶻行 #4 杜甫詩集700- 263
- 2012/09/05
- 22:24
義鶻行 #4 杜甫詩集700- 263(義鶻行ぎこつこう)4回目義理ある鶻のことをよんだうたである。鶻は「あおだか」の類、「ぬくめどり」という猛鳥である。 コツ、ハイタカ(haitaka),はやぶさ、ワシタカ科の鳥季節 秋杜陵の住居に近い潏水のほとりにおいて樵夫よりきいた話で、鶻が蒼鷹のために白蛇を殺し、子鷹を食った仇を討ったことを述べている。乾元元年 758年 47歳長安での作。義鶻行【ぎこつこう】陰崖有蒼鷹...
義鶻行 #3 杜甫詩集700- 262
- 2012/09/04
- 22:20
義鶻行 #3 杜甫詩集700- 262(義鶻行ぎこつこう)3回目義理ある鶻のことをよんだうたである。鶻は「あおだか」の類、「ぬくめどり」という猛鳥である。杜陵の住居に近い潏水のほとりにおいて樵夫よりきいた話で、鶻が蒼鷹のために白蛇を殺し、子鷹を食った仇を討ったことを述べている。乾元元年 758年 47歳長安での作。義鶻行【ぎこつこう】陰崖有蒼鷹,養子黑柏顛。白蛇登其巢,吞噬恣朝餐。』雄飛遠求食,雌者鳴辛酸。力強不...
義鶻行#2 杜甫詩集700- 261
- 2012/09/03
- 22:15
義鶻行#2 杜甫詩集700- 261(義鶻行【ぎこつこう】)2回目義鶻行陰崖有蒼鷹,養子黑柏顛。白蛇登其巢,吞噬恣朝餐。』雄飛遠求食,雌者鳴辛酸。力強不可製,黃口無半存。其父從西歸,翻身入長煙。斯須領健鶻,痛憤寄所宣。』#2鬥上捩孤影,咆哮來九天。それをきくと鶻はいきなり空へとあがり、そのひとつのすがたを螺旋状に回転してくだり、はげしくさけび鳴きながら天からおりて来た。修鱗脫遠枝,巨顙坼老拳。この瞬間、蛇...
義鶻行#1 杜甫詩集700- 260
- 2012/09/02
- 22:14
義鶻行#1 杜甫詩集700- 260 (義鶻行ぎこつこう) 1回目 義理ある鶻のことをよんだうたである。鶻は「あおだか」の類、「ぬくめどり」という猛鳥である。 杜陵の住居に近い潏水のほとりにおいて樵夫よりきいた話で、鶻が蒼鷹のために白蛇を殺し、子鷹を食った仇を討ったことを述べている。 乾元元年 758年 47歳長安での作。 義鶻行【ぎこつこう】 陰崖有蒼鷹,養子黑柏顛。 北むきの崖に二匹の蒼鷹がいて、黒い柏樹の天辺で子...
痩馬行 #2 杜甫詩集700- 259
- 2012/09/01
- 22:11
痩馬行 #2 杜甫詩集700- 259騎馬兵には、少なくとも二頭以上所有していて、交互に乗り換えながら、進軍する。普通以上の地位であれは数頭いるので、捨てられる馬が当然いる。誰にも面倒を見てもらえない馬と、朝廷で、疎外感をもっている杜甫とが重なる。この時期の杜甫の詩の多くは、長安の東、南の地の詩が多い。痩馬行東郊瘦馬使我傷,骨骼硉兀如堵牆。絆之欲動轉欹側,此豈有意仍騰驤?細看六印帶官字,眾道三軍遺路旁。皮...
最新記事
- 長い間ブログを休校している件について (09/01)
- 李太白集 397《太白巻23-02效古二首其一》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7573 (04/04)
- 李太白集 396《太白巻二十二40憶東山二首 其二》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7568 (04/03)
- 李太白集 395《太白巻二十二39憶東山二首 其一》 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7563 (03/30)
- 李太白集 394《太白巻二十08杜陵絕句》 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7558 (03/29)
- 李太白集 393《太白巻十九18朝下過盧郎中敘舊游》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7553 (03/28)
- 李太白集 392《太白巻十八12金門答蘇秀才》 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7548 (03/27)
- 太白集 391《太白巻十九17下終南山過斛斯山人宿置酒》 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7543 (03/26)
- 太白集 390《太白巻十六33 送長沙陳太守,二首之二》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7538 (03/25)
- 李太白集 389《太白巻十六32 送長沙陳太守,二首之一》 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7533 (03/24)
- 李太白集 388《太白巻十六26 送祝八之江東賦得浣紗石》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7528 (03/23)
- 李太白集 387《太白巻十六23-《送白利從金吾董將軍西征》 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7523 (03/22)
- 李太白集 386《太白巻十六21 送族弟綰從軍安西》(漢家兵馬乘北風) 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7508 (03/19)
- 李太白集 385《太白巻十六18-3-《送外甥鄭灌從軍,三首之三》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7503 (03/18)
- 李太白集 384《太白巻十六18-2 送外甥鄭灌從軍,三首之二》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7498 (03/17)
- 李太白集 383《太白巻十六18-1 送外甥鄭灌從軍,三首之一》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7493 (03/16)
- 李太白集 382《太白巻十六13 送張遙之壽陽幕府》 (壽陽信天險,) 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7488 (03/15)
- 李太白集 381《太白巻十六10 送程劉二侍郎兼獨孤判官赴安西幕府》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7483 (03/14)
- 李太白集 381《太白巻十六10 送程劉二侍郎兼獨孤判官赴安西幕府》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7483 (03/13)
- 李太白集 380《太白巻十六08 送竇司馬貶宜春》 (天馬白銀鞍,) 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7478 (03/12)
- 李太白集 379《太白巻十四34 贈別王山人歸布山》(王子析道論,) 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7473 (03/11)
- 李太白集 378《太白巻十二06-夕霽杜陵登樓寄韋繇》 (浮陽滅霽景) 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7468 (03/10)
- 李太白集 377《太白巻巻十二05-《望終南山寄紫閣隱者》(出門見南山) 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7463 (03/09)
- 李太白集 376《太白巻八36 贈盧徵君昆弟》 (明主訪賢逸) 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7458 (03/08)
- 李太白集 375《太白巻八22 贈郭將軍》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7453 (03/07)
- 李太白集 374《太白巻六10-《同族弟金城尉叔卿燭照山水壁畫歌》 (高堂粉壁圖蓬瀛) 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7448 (03/06)
- 李太白集 373《太白巻六07 西嶽雲臺歌送丹丘子》 (西嶽崢嶸何壯哉) 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7443 (03/05)
- 李太白集 372《太白巻六05 玉壺吟》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7438 (03/04)
- 李太白集 371《太白巻卷六04-《侍從宜春苑,奉詔賦龍池柳色初青,聽新鶯百囀歌》 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7433 (03/03)
- 李太白集 370《太白巻五 24-秋思》 李白 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 7428 (03/02)