古詩十九首 之一 (1) 漢の無名氏 漢詩<14> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2456
- 2013/05/31
- 00:34
漢の無名氏 《古詩十九首 之一 (1)》 漢詩<14> 別れて旅立って、昨日も今日も、歩み進めておられることでしょう、わたしは『楚辞』で世の中で最も悲しいことといわれた「生きて離別すること」で悲しみにあふれているのです。あなたは去って行き、万里を隔てて各々が天の一方に暮らす身の上になっているのです。 2013年5月31日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の...
秋胡詩 (9) 顔延之(延年) 詩<13> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2451
- 2013/05/30
- 00:34
顔延之(延年) 《秋胡詩 (9)》 琴瑟も高い調子に張ると絶ち切れる絃が生じるように、みさおを高く立て通すためには命を絶つこともある。音声のきびしく悲しいのは曲のしらべが高まるように恨みか深いから、言葉も痛切になるのです。昔、貴君がわざわざ来られて私を妻に迎えられてから、終始、固く変わるまいと失婦の約束をしたのです。 2013年5月30日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き...
秋胡詩 (8) 顔延之(延年) 詩<12> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2446
- 2013/05/29
- 00:34
顔延之(延年) 《秋胡詩(8)》 心に思うことがあるのを苦難であっても誰がやめることができよう。それ故、妻は少しばかり苦しい胸の内を述べてみる。あの日別れてから離れて住んで年は移りゆく、一たび別れてのちは黄河の関所を隔て消息も絶えてしまった。 2013年5月29日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を...
秋胡詩 (7) 顔延之(延年) 詩<11> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2441
- 2013/05/28
- 00:34
顔延之(延年) 《秋胡詩》 高くすぐれた操をまもる婦人のもとに久しく留まることは難しいことである、秋湖は行きつもどりつしながらもむなしくまた別れをつげて去ったのだ。 秋湖の足どりは遅れがちながらも行く道を尽くしてしまう、後に心を引かれながらも家の門の土台に行き着いた。 2013年5月28日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である...
秋胡詩 (6) 顔延之(延年) 詩<10> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2436
- 2013/05/27
- 00:40
《秋胡詩 (6) 顔延之(延年) 》 秋湖は車をおりて今来た道にしたがって戻った、秋湖は鴨が水草を得て喜んで踊り進むようにして、桑畑に美人に目くばせして「今夜の情交」の約束をしようとした。 秋湖が贈ろうとした南国産の金はどうして重い値打ちがないであろうか、しかし、秋湖の妻はとにかく自分の心でそれを軽いつまらないものと思ったのである。 2013年5月27日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不...
秋胡詩 (5) 顔延之(延年) 詩<9> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2431
- 2013/05/26
- 00:34
顔延之(延年) 《秋胡詩 (5)》 春の蚕を飼う月にちょうどよい休暇をもらったのだ、帰り道は先々さかりの桑畑を通った。そこには美しい女が務めの桑摘みをしていた、見目麗しい様子で高い枝をひきよせて桑の葉を摘んでいた。 世にもまれなその美人は一たび顧みれば人の城を傾けるといわれる魅力あるその美貌を、誰が振り向かないということがあるだろうか。秋湖も車の速度をとめて路の曲がり角に立ちどまって見とれてし...
秋胡詩 (4) 顔延之(延年) 詩<8> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2426
- 2013/05/25
- 00:34
顔延之(延年) 《秋胡詩 (4)》 “新婚の良い時に別れてから月日は、また年が改たまり、重ねる。誰も知らないうちに、寒いときがあり、暑さがやってきて歳を重ねている、それはつとめて速かに花を咲かせ、そして枯れてゆくのを見るのである。”。 2013年5月25日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩...
秋胡詩 (3) 顔延之(延年) 漢詩<7> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2421
- 2013/05/24
- 00:51
顔延之(延年) 《秋胡詩 (3)》 魯の潔婦は秋胡子の妻である。新婚五日、秋湖は単身陳に赴任した。五年後に帰宅の道で、桑摘む美女を見て金を贈ろうとした。美人は拒絶したので、帰って母に贈った。妻を見ると、さきの採桑の美女であった。 2013年5月24日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩擬魏太...
秋胡詩 (2) 顔延之(延年) 六朝詩<6> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2416
- 2013/05/23
- 00:34
秋胡詩 顔延之(延年) 夫婦が和らいで暮らし、また仲睦まじくなるまでになっていないのに、夫はそれとは違って遠くへ別れることになった。平民の頭巾を脱いで官僚の冠をつけ、千里の彼方に仕官して、官印の綬を腰に結んで王の治められる都、陳である「王畿」に上るのであった。 2013年5月23日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の...
秋胡詩 (1) 顔延之(延年) 六朝詩<5> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2411
- 2013/05/22
- 00:34
顔延之(延年) 《秋胡詩 (1) 》 顔延之(延年) 六朝詩 空高く飛ぶ鳳凰の方へと桐の木は枝を傾けて止りに来るのを待っている、寒くつめたい谷は鄒衍が律菅を吹き鳴らしてくれるのを待っている。 2013年5月22日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩應詔詩 曹植 魏詩<76-#6>文選 ...
『楚辞・九歌』東君 屈原 漢詩<4> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2406
- 2013/05/21
- 00:34
『楚辞・九歌』東君 屈原詩 朝日は赤々として東の空に出ようとし、扶桑にある我が宮殿の欄干を照らしはじめている。わたしの馬を撫でてやり、静かにさせて駆けだすと、夜は白々と明けて、もう明るく輝いている。2013年5月21日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩應詔詩 曹植 魏詩<76-#5>文...
秋風辭 漢(武帝)劉徹 漢詩<3> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2401
- 2013/05/20
- 00:34
秋風辭 漢(武帝)劉徹 漢詩<3>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2401《秋風辭》 漢(武帝)劉徹 秋風湧き上がり吹いて、白雲が飛び季節の変わりを知らせてくれる。草木が黄ばんで散り落ち、雁は南の方へ帰っていく。秋蘭(ふじばかま)は、君子が佩びるめでたい草であり、菊はよい花の薫りがする草である。それを見て美人をなつかしく思い、忘れることができない。 2013年5月20日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中...
擣衣 謝惠連 六朝詩<76> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2396
- 2013/05/19
- 00:34
謝惠連 《擣衣》 六朝詩<76> 玉衛星はそのすじみちに従ってとどまることなく動きめぐり、天日の運行はせきたてられるようにただしく速かに動きすすむ。 こうして、白露は中庭園の菊をしっとりとうるおしてくれるし、秋風は庭のえんじゅの葉を吹き落す。 2013年5月19日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に...
東門行 漢の無名氏 漢詩<2> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2391
- 2013/05/18
- 00:34
漢の無名氏 《東門行》 城郭の東門を出て旅立ことを思い定めた、そう決意したらわが家に帰ろうとは思いはしない、妻子に心がひかれ門に入ってみると、いたましくまた悲しくなる。 2013年5月18日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩應詔詩 魏詩<76-#2>文選 上 献詩 女性詩768 漢文委員会kanbuni...
西門行 漢の無名氏 漢詩<1> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2386
- 2013/05/17
- 00:30
西門行 漢の無名氏 漢詩<1> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2386 歓楽街のある西門を出たのであるが、歩きながらおもいかえしてみる、今日、楽しいことはしていない、こんなことではいったいいつ楽しむことができるというのだ。そもそも悦楽をえようというのなら、楽しむべき時に逃さないようにしないといけないのだ。 2013年5月17日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三...
還至梁城作 顔延之(延年) 詩<12> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2381
- 2013/05/16
- 00:24
還至梁城作 顔延之(延年) 詩<12>私の帰り道はなかなで遠く長くなっている、洛陽にへの旅にでて職務に邁進しているためと憂苦のために顔色がくろくやつれている。 かつて北伐にゆく行軍に従い、その先となって洛陽におもむいたのだが、今は帰りの軍の後についてもどることになる。 還至梁城作 顔延之(延年) 詩<12>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 23812013年5月16日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女...
上留田行 謝霊運(康楽) 謝霊運<75> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2376
- 2013/05/15
- 00:34
謝霊運(康楽) 《上留田行》 少しばかり遊びをしようと東山に向かう道に出発しようとする、留田の高楼に上ろう。 何度も聞いているとひと度どうしてなのか背伸びをグウッとして見るのだ、留田の高楼に上ろう。 ############ 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩責躬詩 曹植 魏詩<75ー#12>文...
鞠歌行 謝霊運(康楽) 謝霊運<74> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2371
- 2013/05/14
- 00:34
謝霊運(康楽) 鞠歌行 論語に「徳は孤ならず 必ず隣有り。」とあるが、これを唱和してこれを約束として実行すれば知らず知らずして互いに仲間内になっている。たとえば水中の王者の蛟と陸の王者猛虎がほえてあばれれば風雲急をつげるというものだ、またその姿と声を聴けばその影響は言葉に尽くせない。 鞠歌行 謝霊運(康楽) 謝霊運<74>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 23712013年5月14日 同じ日の紀頌之5つのブログ...
順東門行 謝霊運(康楽) 謝霊運<73> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2366
- 2013/05/13
- 00:34
順東門行 謝霊運(康楽) 謝霊運<73>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2366西門を出ることは閨を後にするか、歓楽から出ること、振り返ると薄もやの中に妓女をのぞむ。斧をふるいうまく枝を断ち切る『荘子』に出る二人の名人郢と匠の故事ように上手な技術で美人の泉を陥落させた。 浄土信仰を信じる者にとって、川は低きに流れゆく当たり前のこととして、歓楽を思うことはしばらくは捨てると誓い人生を迷うことない。 2013...
燕歌行 謝霊運(康楽) <72> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2361
- 2013/05/12
- 00:34
謝霊運(康楽) 《燕歌行》 <72> 10月初旬に初めての寒気団が到来して、「立冬」という始めて冬の氣配が現れて來る、夫のことは悲しみでもいい、私の閨にまで風が運び入ってくるけれど霜は庭に降りてほしい。 秋蟬は柳の木で騒いで泣いていた、ツバメも軒の柱からいなくなっている。夫の役目として辺境の城塞勤めについて恨みの思いでいっぱいなのである。 燕歌行孟冬初寒節氣成,悲風入閨霜依庭,10月初旬に初めての寒気団が...
緩歌行 謝霊運(康楽) <71> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2356
- 2013/05/11
- 00:34
緩歌行 謝霊運(康楽) <71>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2356仙人は神と巫女とをむすび、空を凌ぐ高い所は昼夜常に明光をあつめる処である。 しゅうしゅうとしてなごやかに風が起こり、さいさいとしてあざやかな赤い浮雲にかわっていく。 2013年5月11日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩...
悲哉行 謝霊運(康楽) <70> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2351
- 2013/05/10
- 00:34
悲哉行 謝霊運(康楽) <70>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2351悲哉行 謝霊運(康楽) <70>この詩は、謝靈運の他の詩と比較して疑問のおこる詩である。内容的、語句のつかい方など若い時のものなら理解もできるが異なる語句が随所にある。詩経と楚辞の語句をそのまま使用したり、その内容・背景を借用するということ基づいて作るというより、直接使用している。謝靈運に艶詩は不得手である。 2013年5月10日 同じ日の紀...
君子有所思行 謝霊運(康楽) <69> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2346
- 2013/05/09
- 00:32
君子有所思行 謝霊運(康楽) <69>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2346君子の車馬は臨川から鍾陵をこえていく、また都に帰ろうと願って見回している。このあたりの名都というところには見て回り足ぶみして行くことが出来ない、遊び回っていて変えることをついつい忘れてしまう。 2013年5月9日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹...
泰山吟 謝霊運(康楽) <68> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2341
- 2013/05/08
- 00:30
泰山吟 謝霊運(康楽) <68>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2341泰山、石閭山で封じて、明堂という祠を建てた。世の中が安寧になると行われるものなのだがどうして今暗いままなのか、明堂という祠を建てることなどできないで、ただ霊に対してこの詩篇を納めるだけなのだ。 2013年5月8日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩...
折楊柳行 その二 謝霊運(康楽) <67> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2336
- 2013/05/07
- 00:30
折楊柳行 その二 謝霊運(康楽) <67>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2336 謝霊運(康楽) 折楊柳行 その二 もう、騒々しく風が吹くのは穴から出て吹いてくる。夏の日に攪乱するような病気の症状があったがすでに日々雪をみるような寒い時期になっている。 しゅうしゅうと雨や風の音がかすかである紫雨が何も揺らすことはない静かに降っている。そうして何もなく広々としているさまいずれの時になれば讒言などない清ら...
折楊柳行 その一 謝霊運(康楽) <66> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2331
- 2013/05/06
- 00:34
折楊柳行 その一 謝霊運(康楽) <66>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2331別れに楊柳を折って輪にして健康を祈る。草木がよく茂っていて大河の川辺のきもしげる田畑や野原もあおあおと草がしげる。わたしは故郷を棄てて旅路に立とうとしている。まさに万里の先までこの路を行こうとしているのだ。 2013年5月6日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代...
登臨海嶠發疆中作,與從弟惠連,可見羊何共和之。 謝霊運(康楽) <65> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2326
- 2013/05/05
- 00:35
謝霊運(康楽) 《登臨海嶠發疆中作,與從弟惠連,可見羊何共和之。》臨海の高く鋭い山を登るために、疆中を出立するときに作る。この詩はその時従弟の謝蕙連にあたえ、羊璿之、何長瑜、筍蕹らには示したもので四友共にこの詩を唱和したものである。 晩秋になって遠い臨海山を尋ねようとするが、その山への路をすすむにはとても近くはない 君と山の隈までいって別れようということであったが、寂しくなる、悲しみの情をいだきつ...
豫章行 謝霊運(康楽) <64> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2321
- 2013/05/04
- 00:30
豫章行 謝霊運(康楽) <64>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2321人が生きるというのは短いものであるが、世の中に旅に出るのは長いものである。太陽が常に真上にある時には何とも思わなかったのに傾き始めて気が付くのである。 鏡を取り出して衰えた顔を写してよくよく見るのである。 2013年5月4日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」で...
苦寒行 謝霊運(康楽)<63> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2316
- 2013/05/03
- 00:34
苦寒行 謝霊運(康楽)<63>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2316謝霊運(康楽) 《苦寒行》 清調曲。この詩は飢饉の年の天候不順を歌い、そして、鳥も食物に困り、悲しげに鳴く。人間たちはもっと困り、かまどの煙も起きず、水さえ滴れてしまったと、実に悲惨な状態を巧みに歌っている。経験したことを詩にするのではなく、想像して歌ったものである。2013年5月3日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇...
長歌行 謝霊運(康楽)<62> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2311
- 2013/05/02
- 00:34
長歌行 謝霊運(康楽)<62>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2311それはこの年が去り、歳を重ねることも空を走る稲光よりも早い。秋の季節の最盛期の木々の葉が色ずきそして落葉するのは早瀬の流れより早くて驚かされる。 万物の衰えていくのを見ることはその衰えていく悲しみの根源がなんであるかを見ることである。自分を顧みると憂いの根源は認識しているので会う。 2013年5月2日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結...
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