為焦仲卿妻作-其十一(28-29) 漢の無名氏 漢詩<44> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2606
- 2013/06/30
- 00:35
漢の無名氏 《為焦仲卿妻作-其十一(28-29)》 府吏は家へ向き直し帰っていく、奥座敷にあがり母に挨拶した。「今日はたいへん風が寒い日で、その寒風は樹木をくだくほどで、そのうえ厳しい霜が庭の蘭をいためています。 2013年6月30日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩 LiveDoor《蒿...
為焦仲卿妻作-其十(23-26) 漢の無名氏 漢詩<43> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2601
- 2013/06/29
- 00:34
漢の無名氏 《為焦仲卿妻作-其十(23-26) 》 母親が娘蘭芝にいう。「今まさに、太守のお手紙がとどいたところですよ。 明日はおまえを迎えにくるといわれております。なぜ持参衣裳を作らないというのではないでしょうね。 この婚儀が運ばぬようなことにしてはいけませんよ」と。可愛い娘は無言のままじっとしている。 2013年6月29日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の...
為焦仲卿妻作-其九(21-22) 漢の無名氏 漢詩<42> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2596
- 2013/06/28
- 00:34
漢の無名氏 為焦仲卿妻作-其九(21-22) 媒酌の使者は長椅子からおりて「すぐさま承知していただきそしてまた、そのようにお返事いただいた。」といって立ち去った。 そして、幕府に帰って太守に申しあげていう、「拙者はお使い役をうけたまわりやりとげてまいりました、話はうけいれられ、とても良い縁ということになりました。」 2013年6月28日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う ...
為焦仲卿妻作-其八(18-19) 漢の無名氏 漢詩<41> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2591
- 2013/06/27
- 00:34
漢の無名氏 《為焦仲卿妻作-其八(18-19)》 県令の中立人が去って数日たつと、こんどは郡の太守が属官をつかわして、太守の意向を聞くように申しこんできた。属官かいうのに、人の話では「蘭芝家の母親の実家について、代々高級官僚の家柄だ」ということをいっております。つづけて謂うのに、「太守さまには第五男があります。いたって好青年でりっはな方で、まだ結婚をされておりません。」 2013年6月27日 同じ日の紀頌之5...
為焦仲卿妻作-其七(16-17) 漢の無名氏 漢詩<40> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2586
- 2013/06/26
- 00:34
為焦仲卿妻作-其七(16-17) 蘭芝が実家に還ってから十日あまり経った、すると県令が媒酌人を遣わしてきたのだ。媒酌人が言うには「県令さまには第三男があります。美しくしとやかであり、世に二人とはないお方です。年はまだお若く十八、九になったばかりですが、弁舌もたっしゃで、文才も多彩でりっぱです。」 2013年6月26日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、...
為焦仲卿妻作-其六(15) 漢の無名氏 漢詩<39> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2581
- 2013/06/25
- 00:32
漢の無名氏《為焦仲卿妻作-其六(15)》 蘭芝は実家の門をはいり奥座敷の母のもとにあがったが、その身のこなしは、顔つきからしてさえないようすであった。母は手のひらを打たいて怒ったのだ、「おまえがこの家に自分から帰って来るなんて思いもしなかった。 2013年6月25日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に...
為焦仲卿妻作-其五(13-14) 漢の無名氏 漢詩<38> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2576
- 2013/06/24
- 00:34
《為焦仲卿妻作-其五(13-14) 漢の無名氏》「わたしは誓う、どんなことがあってもあなたをそのまま隔てたままにはしない。それは私の出張がおわるしばらくの間、実家に帰っていてほしい。」わたしはこれから役所の用で出張にいくけれども、永久に帰らないというのではないじきに帰ってきます。 2013年6月24日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩...
為焦仲卿妻作-其四(10-12) 漢の無名氏 漢詩<37> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2571
- 2013/06/23
- 00:34
為焦仲卿妻作-其四(10-12) この嫁は、難が鳴いて、外は夜明けになろうとするころには、新嫁妻として早起きをしてきちんと身仕度をします。刺繍のあわせ袴をきちんと着け、そのほかの服飾四、五種を一品ごとに身におびます。 2013年6月23日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩《觀滄海 曹操》 武帝...
為焦仲卿妻作-其三(5-10) 漢の無名氏 漢詩<36> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2566
- 2013/06/22
- 00:34
為焦仲卿妻作-其三(5-10) 「この嫁はすぐさま暇を出してしまいます。ここからおいかえしてしまうので決してとどめおいてはなりませんよ」息子の府吏は膝まずいてうやうやしく答えるのである。「こうして謹んで母上に申しあげます。」「今もしこの妻を出してしまうなら、わたしは生涯二度と妻をめとるということはいたしません。」母はこれを聞きくなり、座牀をたたいてのたいへんな怒りようを示すのである。 2013年6月22日 同じ...
為焦仲卿妻作-其二(#4) 漢の無名氏 漢詩<35> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2561
- 2013/06/21
- 00:34
漢の無名氏 《為焦仲卿妻作-其二(#4)》 府吏仲卿はこのことばを聞くことをえた、して、「奥座敷で母に申しあげたいことがあります。」「わたしは不仕合せの人相をしているのでしょうが、幸いにもまたこの妻をめとることができました。」 2013年6月21日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩《短歌...
為焦仲卿妻作-其一 漢の無名氏 漢詩<34> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2556
- 2013/06/20
- 00:34
《為焦仲卿妻作-其一》 「わたしは十三の歳に、自絹が織れましたし、十四では着物の裁ち万も学びました。十五歳では、箜篌(くご)を演奏することができ、十六歳では、『詩経』や『書経』の学問をして章句を諳(そら)んじることができました。十七のときにあなたの妻となって、心の中ではいつも苦労がたえませんでした。 2013年6月20日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三...
為焦仲卿妻作 序 漢の無名氏 漢詩<33> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2551
- 2013/06/19
- 00:34
《為焦仲卿妻作 序》この詩は中国に於てほ比較的に少ない叙事詩の傑作で、古今稀に見る長篇である。問答体の長篇であるから、便宜上、篇を十三段に分けて掲載。序文にいう:後漢末の建安年間に膳江府の小役人であった焦仲卿の妻に劉氏(名は蘭芝)というものがあった。 2013年6月19日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李...
古詩十九首之十九 漢の無名氏(19) 漢詩<32> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2546
- 2013/06/18
- 00:34
漢の無名氏 (19) 《古詩十九首 之十九》 なんと秋の月の光の明るいことよ。わたしの寝台牀のうすぎぬのカーテンを照らしている。わたしは遠い旅に出ている夫の身を思うと心配で寝むれない、衣のすそをかかげてたちあがり、あたりをぶらぶら歩いてみる。2013年6月18日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与...
古詩十九首之十八 漢の無名氏(18) 漢詩<31> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2541
- 2013/06/17
- 00:34
漢の無名氏(18) 《古詩十九首 之十八》 遠方から訪ねて来た客が、わたしに一反のあやぎぬを届けてくれた。夫からの届け物で、別れて行って、万里以上も隔たってしまったのに、あの人のわたしへの心は昔のままでかわっていないのだ。 2013年6月17日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩《擬魏太子鄴...
古詩十九首之十七 漢の無名氏 (17) 漢詩<30> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2536
- 2013/06/16
- 00:34
漢の無名氏 (17) 《古詩十九首之十七》 漢詩<30> 冬の初めというのに極寒の気がおとずれ来た、北風のなんとものすごくつめたいことであろうか。愁いが鬱積して堪らないのに夜が長いのは身にしみるくるしさだ。見上げる空には多くの星かならんでいる。月は三夜五夜と日々明るくなり、十五夜には満月になる、四夜五夜と蟾蜍に喰われ兔もいなくなり、二十日夜になると欠け月になる。 2013年6月16日 同じ日の紀頌之5つのブロ...
古詩十九首之十六 漢の無名氏(16) 漢の無名氏 漢詩<29> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2531
- 2013/06/15
- 00:34
漢の無名氏(16) 《古詩十九首之十六》 新婚当時は、わたしは洛浦の女神がきる錦の衾をおくられたものであったが、今は一つ褞袍をともにするという情愛ということがそむいてなくなってしまった。 2013年6月15日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩《擬魏太子鄴中集詩八首 阮瑀》 謝靈運 六朝詩<8...
古詩十九首之十五 漢の無名氏(15) 漢詩<28> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2526
- 2013/06/14
- 00:34
古詩十九首之十五 漢の無名氏(15) 漢詩<28>りんりんするような寒さで、歳も暮れかかり、寒吟虫が夜悲しげに鳴く季節となった。冷風が急にはげしく吹き初める時節になってしまったが、旅に出たままの夫は寒さにそなえた着がえを持っていないのである。 2013年6月14日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を...
古詩十九首之十四 漢の無名氏(14) 漢詩<27>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2521
- 2013/06/13
- 00:34
漢の無名氏 《古詩十九首之十四》 別れて去りゆく者には日一日と思い出すのもまばらになり、今相い接する者には日ごとに親密になっていくのは世の常である。今、私は、城郭の外に出て、前方を見渡すと、目に入るものはただ丘と墓があるだけで、もう忘れ去られた人々なのである。 2013年6月13日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹...
古詩十九首之十三 漢の無名氏(13) 漢の無名氏 漢詩<26> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2516
- 2013/06/12
- 00:34
古詩十九首之十三 漢の無名氏(13) 車を走らせて、洛陽の上東門を出ていく、遥かに城郭の北なる北邙山、墓地を眺める。白楊はものしゅうしゅうとさびしく立ちならんでいるのだろうか、松や柏の木が墓陵の広い路の両側に茂っている。その地下には昔死んだ人々があり、暗い暗い中に永遠の夜を過ごしている。 2013年6月12日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国...
古詩十九首之十二 漢の無名氏(12) 漢詩<25> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2511
- 2013/06/11
- 00:34
漢の無名氏(12) 《古詩十九首之十二》 燕や趙の北地には美人が多く、その美人の顔ははれやかな玉のようである。そしてうす絹の衣裳を身にまとっているいて、戸口に立ってすんだ音色の曲をかなでているのだ。そのひびきのひとつひとつのなんと悲しげなものであるのだろう。絃の音のテンポを急にし、琴柱を動かして絃の間をせばめ、絃声を高くしたりするのだ。 2013年6月11日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性...
古詩十九首之十一 漢の無名氏(11) 古詩十九首之十一 漢の無名氏(11) 漢の無名氏 漢詩<24> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2506
- 2013/06/10
- 00:34
古詩十九首之十一 漢の無名氏(11) 行く当てもなく車の向きをかえ、行く当てもなく馬に引かせてはるばる長い道をゆく。四方をかえりみるとはてしもない広野はぼうっとひろがる、春風はあたり一面の草々をゆり動かしている。 2013年6月10日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩《擬魏太子鄴中集詩...
古詩十九首之十 (10) 漢の無名氏 漢詩<23> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2501
- 2013/06/09
- 00:34
漢の無名氏 《古詩十九首之十 (10)》 天の川を隔ててはるかかなたには彦星がいて、こちらにはこうこうと白くかがやく天の川の織姫がいる。そのきわめてほっそりした白い手を織姫はぬき出していて、サッサッとした音で織具の杼【ひ】をいそがしく通している。終日織っても彦星を思う心の乱れでなかなか布地のあや模様ができあがらないのだ、涕、泪で雨のようにこぼれている。 2013年6月9日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中...
古詩十九首 之九 (9) 漢の無名氏 漢詩<22> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2496
- 2013/06/08
- 00:34
古詩十九首 之九 (9) 漢の無名氏 漢詩<22>庭の中にめずらしい樹があって、緑の葉の中につややかな花が咲いている。その小枝をひきよせ、盛りの花を手折って、それを思う人に贈ろうと思う。花の香りは私の懐にも袖にもみちあふれているが、あの人とは路が遠くてその花を届けることができない。 2013年6月8日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の...
古詩十九首 之八 (8) 漢の無名氏 漢詩<21> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2491
- 2013/06/07
- 00:34
古詩十九首之八 (8) 漢の無名氏 すくっとしなやかに伸びてゆく一本の竹がある、泰山の入り組んだところに根を張っている。あなたとはじめて結婚することになるというのは、女蘿であるあなたに兔絲「ねなしかつら」のわたしがまつわりつくようなものです。 2013年6月7日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響...
古詩十九首 之七 (7) 古詩十九首 之七 (7) 漢の無名氏 漢詩<20> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2486
- 2013/06/06
- 00:34
古詩十九首 之七 (7) 漢の無名氏 漢詩<20>中秋の月はこうこうと明るくかがやいていて、こおろぎが東の書斎の壁下で鳴いている。 北斗七星の柄杓の柄に当たる玉衡星は初冬の方角を指し、多くの星が行列をなしてきらめいている。 白露の季節になった、露は野の草をうるおして、時節はたちまち秋は更けてゆく。 2013年6月6日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一...
古詩十九首 之六 (6) 漢の無名氏 漢詩<19> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2481
- 2013/06/05
- 00:34
漢の無名氏 《古詩十九首 之六 (6)》 江水をわたって蓮の花をとるのである、蘭草の茂った沢があり、たくさんの芳しい草花が咲いている。 それをとって誰におくろうというのか。わが思う人は遠い旅路にいったままなのだ。 2013年6月5日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩《擬魏太子鄴...
古詩十九首 之五 (5) 漢の無名氏 漢詩<18> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2476
- 2013/06/04
- 00:34
漢の無名氏 《古詩十九首 之五 (5)》 その富貴の家には西北の場所に高楼があるものだ、上れば上は浮雲の高さと同じ位ほどのものである。組み合わせのすかし彫り込みに花模様の彩絹の窓をつけた四方が解放され望み台のある三階建てである。その上から瑟筝を鼓ち絃歌の声が聞こえてくるが、その音のひびきのなんと悲しいことであろうか。 2013年6月4日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方...
古詩十九首 之四 (4) 漢の無名氏 漢詩<17> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2471
- 2013/06/03
- 00:34
漢の無名氏 《古詩十九首 之四 (4)》 今日のよい宴会出席している、その歓楽の様子はくわしくは述べたくないというものだ。 それは台上にひく十三絃琴の音のすぐれたひびきを聞けば、新曲の妙は人間わざとも思えない。 さて高徳の人がりっぱな歌詞を歌えば、曲を識る者にはその真意がわかる。 古詩十九首 之四 (4) 漢の無名氏 漢詩<17>kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2471古詩十九首之四 (4) 漢詩 盛宴に列し...
古詩十九首 之三 (3) 漢の無名氏 漢詩<16> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2466
- 2013/06/02
- 00:34
漢の無名氏 《古詩十九首 之三 (3)》 青々とした丘の上には柏の木があり、ごろごろとした谷川の石、自然は常にこのようなものだ。天地の間において人生のはかないものであり、遠出した旅人がたちまちのうちに過ぎ去るようなものである。せめては一斗の酒を酌みかわしてともに楽しむことであり、そうすれば結構これで十分であるし、不足などとは考えない。 2013年6月2日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性...
古詩十九首 之二 (2) 漢の無名氏 漢詩<15> kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞ブログ 2461
- 2013/06/01
- 00:34
漢の無名氏 《古詩十九首 之二》 春の青々と河のほとりの草叢でみんながいて、さかんに茂る園の柳は生き生きとしている。見あげると高殿には、瑞々しく艶やかな女が、真白い顔を輝かして窓のほとりにのぞかせている。そしてその女は嫦娥のように美しい紅粉のよそおい、せんせんとほっそりとした白い手を窓に当てているのが目につく。 2013年6月1日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三...
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