59 曹植(曹子建) 《上責躬應詔詩表》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3221
- 2013/10/31
- 00:35
上責躬應詔詩表 曹植 魏詩 作者はかつて楊脩・應楊らと共に酒を飲んで、酔うた上に馬を司禁門に走らせたことがあった。兄文帝は即位の後これをとがめて鄄城侯(山東濮県東)に封じた。時に黄初三年(221)作者三十一歳の夏である。翌年洛陽に朝して、帝にまみえようとしたが許されず、西館に留め置かれた。 上責躬應詔詩表 2013年10月31日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の...
58 曹植(曹子建) 《吁嗟篇 魏詩》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3216
- 2013/10/30
- 00:32
曹植《吁嗟篇》 魏詩 東西に、七つのあぜみちをとびすぎたかと思うと、南北に、九つのあぜみちをとびこえる。突如としておこったつむじ風に巻きこまれ、雲間に吹き上げられる。これなら、われわれ「轉蓬」は天の路の終点まで行けるということだ。2013年10月30日 の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚...
57 曹植(曹子建) 《妾薄命二首 其二》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3211
- 2013/10/29
- 00:33
妾薄命二首 其二 曹植 魏詩 日が昇り時間はすぎさって、日は西にかくれる、さらに、蘭香をたきこめた奥座敷の部屋に会合する。きらびやかな燭台は、外出用の幌幕にその光をひろげて、燦然とかがやき、日が扶桑からのぼり出たかと見間違えるほどである。2013年10月29日 の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大...
56 曹植(曹子建) 《妾薄命二首 其一》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3206
- 2013/10/28
- 00:35
妾薄命二首 其一 曹植 魏詩 玉のような手をたずさえて、心嬉しく同じ車に乗る。つれだって高い階段をふみ、雲にもとどく楼閣に登っていく。釣をする高台はおごそかに高く、俗界より隔絶されてすずやかにたつ。円池や方池、きれいな沼があり、これらは見事であり、楽しむには好適である。 2013年10月28日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩...
55 曹植(曹子建) 《當欲游南山行》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3201
- 2013/10/27
- 00:35
當欲游南山行 曹植 魏詩 東にながれこむ海は広くもまた深いものだが、それはうみは低いところにあればこそ、多くの川がくだり導き入れることができるのだ。聖地である五嶽は高くそびえていても、おり・かすやちりでよごれるのをこばむものではない。 2013年10月27日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に...
54 曹植(曹子建) 《桂之樹行 》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3196
- 2013/10/26
- 00:40
桂之樹行 曹植 魏詩 桂の樹。おお、桂の樹。桂の生いしげるさまは、いったいなんとまあ美しいことだろう。桂の樹の赤い花とみどりしげる葉は目にもあざやかで、ただよう芳香は、空のはてまでおおいつつむ。おお、桂の樹。天地の道をきわめた真実の人たちがいる。 2013年10月26日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・...
53 曹植(曹子建) 《門有萬里客》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3191 門有萬里客 曹植 Ⅰ魏詩<67> 735 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2223
- 2013/10/25
- 00:35
門有萬里客 曹植 Ⅰ魏詩 門前をはるか万里のかなたからやって来た旅人がいる。「あなたは何処のお方ですか。」とたずねる。わたしはもすそをかかげて立ちあがり、そのひとのあとを追いかけた。思った通りのうちとけられる人であった。その人は私のもすそをひっぱって涙を流し、大きくためいきをつき、わたしの前で、自らすすんで話をしてくれた。2013年10月25日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生...
52 曹植(曹子建) 《聖皇篇》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3186
- 2013/10/24
- 00:37
聖皇篇 曹植 魏詩 聖天子は天の暦数に応じて即位し、天下の正道は安らかに、帝道は大いに行なわれる。天下九州はみな賓として来たり平服し、威徳は八方幽遠の地までおよぶにいたった。このときの朝廷の重臣からの上奏があり、奉賀のため入朝した諸公王はいつまでも都にとどまってはならないとの勅命であった。 2013年10月24日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人...
51 曹植(曹子建) 《當來日大難》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3181
- 2013/10/23
- 00:36
當來日大難 曹植 魏詩 一日はいやになるほど短いいのだが、楽しもうとおもえばありあまるほどある。そこで酒だるをそなえ、料理場に仕度をととのえる。そして、ここにいる皆々は心を大らかにしよう、互いに心から親しみ合おうではないか。51 曹植(曹子建) 《當來日大難》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3181當來日大難 日苦短,樂有餘, 一日はいやになるほど短いいのだが、楽しもうとおもえばありあ...
50 曹植(曹子建) 《當牆欲高行》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3176
- 2013/10/22
- 00:24
當牆欲高行 曹植 魏詩 龍が天にのぼろうとすれば、浮き雲が必要だし、良い雲が生じるのを待たねばならない。人が仕官しょうと思えば、君王に近く仕える宦官のたすけをからねば、意志がつたわらないのである。多くの人の口舌(民の声)は、金属をもとかす力がある。讒言も、一人でなく三人から言われると、慈母でさえ、子供から離れてしまう。(そのように宦官は君王にに讒言を何にもでささやくのである。) 2013年10月22日 同じ...
49 曹植(曹子建) 《浮萍篇》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3171
- 2013/10/21
- 00:34
浮萍篇 曹植 魏詩 浮きくさは清らな水に、身をまかせ、風にその身を任せ東へ西へと流れる。私は結髪の十五の年に、父母におわかれをつげ、ここへきて、あなたの妻になりました。朝早くから夜おそくまで、身をつつしみはげみましたが、なんの理由もなく、だしぬけにあなたのおとがめを得てしまいました。その昔は、恩愛のめぐみをうけて、妻子睦まじく、琴瑟が調律よく合奏し、家族が心から打ちとけたものでした。 2013年10月21...
48 曹植(曹子建) 《種葛篇》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3166
- 2013/10/20
- 00:34
種葛篇 曹植 魏詩 棄てられた妻の歌。「楽府詩集」では、雑曲歌辞に列する。この第は棄てられた要に託して、孤独な心情をのべたもの。私とあなたとがはじめて結婚したのは、成年に達して結髪したての頃で、夫婦の情愛も深かった。二人の愛情の歓喜は枕の寝台とふとんにあり、夜ごと、かいまきをともにして、仲むつまじくしたものです。また心ひそかに『詩経、小雅、棠棣』の詩をしたって思いつづけ、むつみ楽しみあうこと、琴家...
47 曹植(曹子建) 《野田黄雀篇》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3161
- 2013/10/19
- 00:35
野田黄雀篇 曹植 魏詩 権力を嵩にして剣を手にもつことはしない、そして権力を得るために何も多くの友だちを作る必要はなかろう。あの垣根のあいだにとまっている雀を見ることが出来ないのか。それはハイ鷹を見ただけで、自分からカスミ網に飛びこんっでいくのである。 2013年10月19日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝...
46 曹植(曹子建) 《盤石篇》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3156
- 2013/10/18
- 00:34
盤石篇 曹植 魏 天をあおぎみて長い嘆息をもらしてしまう。飛び出た故郷を懐かしく思い、想像にかれてたまらなかったのだ。孔子はいかだに乗ろうと言われたが、いかだに乗っていずこへ行けばよいのか。ああ!我が孔子はどうなのだ。 2013年10月18日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・...
45 曹植(曹子建) 《遠游篇》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3151
- 2013/10/17
- 00:34
遠游篇 曹植 魏 遠遠くに遊びたいと四海に臨むのである。時代の不安定さのような伏しつ仰ぎつしてくる大きな波を見るのである。大きな魚は真中が隆起して屈曲する丘のようである波をかぶって波と魚は共に目の前を通りすぎる。 2013年10月17日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬...
44 曹植(曹子建) 《薤露行》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3146
- 2013/10/16
- 00:28
薤露行 曹植 魏 天と地は果てしなく広がり永遠に存在する。太陽と月、四季はつぎつぎに交替を繰り返してつづく。だが、人の送る生涯は、急速に変転すること、まるで風に吹かれる路上の塵のようなものである。それ故、私の願いは思う存分の働きをし、もてる力量のすべてを、明君にささげたいのである。2013年10月16日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時...
43 曹植(曹子建) 《名都篇》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3141
- 2013/10/15
- 00:36
曹植《名都篇》 魏 大都会にはなまめかしい婦人が多い。ここ洛陽には青年が出没する。彼らは千金の高値な宝剣をもち、奇麗できらきらかがやき、その上色もあざやかな衣服をまとう。時には、東の郊外の道で闘鶏をやり、時には、長い板の並木道で乗馬をする。今日もあちこちへ疾駆している途中、二匹の兎が馬前を走るのを見つけた。2013年10月15日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国...
42 曹植(曹子建) 《棄婦篇》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3136
- 2013/10/14
- 00:32
棄婦篇 曹植 魏詩 あれこれ迷ってまたわが部屋に戻ると、ひっそりとしずまりかえっていてとばりの衝立の中の寝台の音だけがする。そのとばりをかかげ、衣と帯をして衣裳ををととのえ、絃を指で押さえ撫でて白木の箏をかきならす。意気が盛んな胸の思いをのせて余音は長く、妙なる調べは、悲しくもまたさやかにひびきわたる。 2013年10月14日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三...
41 曹植(曹子建) 《怨歌行》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3131
- 2013/10/13
- 00:34
怨歌行 曹植 魏詩 『論語』に言う「良い君主たることは、もとよりたやすくはないが、よい臣下たることも、まことにむつかしいものである。」と。君につかえて忠誠・忠信の事実がまだ顕著でないと感じるうちは、疑念・疑惑をもたれているのではないかと心配するものである。 2013年10月13日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神...
40 曹植(曹子建) 《白馬篇》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3126
- 2013/10/12
- 00:32
白馬篇 曹植 魏詩 名前が勇士の名簿につらねているからには、心中に私事を思うべきではないのである。 また身命をなげうって、国難におもむく上のことである。戦死ということに見合われた時には「帰るべきところに帰ることになるだけだ」(帰る時は死ぬ時だけだ)と考えている。2013年10月12日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の...
39 曹植(曹子建) 《鬥鷄 曹植 魏詩》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3121
- 2013/10/11
- 00:35
鬥鷄 曹植 魏詩 この宴会の主は、そんなことに無頓着で何にも云わなかったら、宴会の多くの客たちには、型通りの法則にかなった音楽をそのまま進行し続けるのである。高貴なお客に用意されている長い竹むしろに座っている客は初めに行ったように辟易してざわついてくるのである。だからつぎの楽しみは闘鶏であり、入り混じって闘鶏を部星で観覧することになる。 2013年10月11日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感...
38 曹植(曹子建) 《箜篌引》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3116
- 2013/10/10
- 00:34
箜篌引 曹植 魏詩 人生の絶頂期は二度と来るものではない。人生どんなにしても百年であり、たちまちわが身に迫ってくるのである。生きている間は奢侈の極み豪華な家に住んでいたとしても、草木が秋になって葉が色ずき凋み落ちるように死ぬと丘墳に帰らればならないのである。昔の人で死なぬものが誰かいたであろうか。長寿を祈っても甲斐ないこと、『易経』に云うように天命を知れば何を憂えることがあろうか。2013年10月10日 ...
37曹植(曹子建) 《泰山梁父行》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3111
- 2013/10/09
- 00:33
泰山梁父行 曹植 魏詩 貧しい人の歌。「楽府詩集」では相和歌辞楚調曲に入れる。古辞もあったらしいが、今は残っていない。梁甫は泰山の下にある山で、ともに人の死後、霊魂が帰ってゆくところといわれる。普通は「泰山吟」「梁父吟」の二曲に分けられて居り、両者とも、『薤露』『蒿里』などと同じく挽歌の類である。しかし曹植のこの篇は挽歌ではなく、賤山賤の苦しい荒涼たる生活を歌うもの。 2013年10月9日 同...
36曹植(曹子建) 《贈丁廙》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3106
- 2013/10/08
- 00:43
贈丁廙 曹植 曹植(曹子建) 魏詩 立派な賓客たちが城門の楼閣に勢ぞろいしていっぱいである。山海の珍味のごちそう豊富な食膳が調理場よりはこばれてくる。私は二三人の友人と共にいる、それはこの城壁の小楼で、この者たちと心おきのない小宴をはるのである。 2013年10月8日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓...
35曹植(曹子建) 《贈白馬王彪 其七》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3101
- 2013/10/07
- 00:33
贈白馬王彪 其七 曹植(曹子建) 魏詩 戦争、災難や事故は、瞬間のうちにやって来るものだ。人生百年のいのちなど誰が維持できるというのか。今君とこうして別れをしたのだが、このように一緒に変えることが出来ない状況では、また会う時は長くないだろうし、手をとりあえるということなど、一体いつの日になろうか。 2013年10月7日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の...
34曹植(曹子建) 《贈白馬王彪 其六》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3096
- 2013/10/06
- 00:34
贈白馬王彪 其六 曹植(曹子建) 魏詩 曹彰(任城王)の急死があり、また、このように君とあわただしく別れ別れにならねはならないのである。兄弟の情というものが、このようにまことに辛苦にみちたものであってよいのだろうか。 2013年10月6日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相...
33曹植(曹子建) 《贈白馬王彪 其五》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3091
- 2013/10/05
- 00:35
贈白馬王彪 其五 曹植(曹子建) 魏詩 どの道を進んでよいのかわからず、大きなため息をもらすほかに一体なにができるだろうか。天命はわれわれに我慢と苦難の道をあたえているのだろか。(天は、反逆の機会を与えてくれないのか。)ああ何ともしょうがない、彰兄さんが生きている間に私がもっと頼りに思ってみたらよかったのか、しかし、彰兄さんはもはやこの世を去り、その肉体は、再び帰ってくることもないのである。2013...
32曹植(曹子建) 《贈白馬王彪 其四》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3086
- 2013/10/04
- 00:34
贈白馬王彪 其四 曹植(曹子建) 魏詩 初秋の風はほのかに膚につめたくなってきている。思いのたけを吐き出してくれる秋の蝉は私のかたわらで鳴いている。見渡すと原野には、何んとものさびしいものになっているのだ。秋の日は短く、いつのまにか西に沈んでしまったのだ。帰りゆく鳥は、ねぐらのある喬木しげる林をめざして飛び去る。ひらりひらりとつばさをはげしく羽ばたいて飛んでいくのだ。2013年10月4日 同じ日の紀頌...
31曹植(曹子建) 《贈白馬王彪 其三》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3081
- 2013/10/03
- 00:34
贈白馬王彪 其三 曹植(曹子建) 魏詩 黒馬は疲れて黄色になってよろめいてはいるが、それでもまだまだ前進して行くことはできる。しかし私の胸の中は憂愁がわだかまり、ひらいてけすことができないのだ。憂愁にとざされた私は、一体何を思えばよいのであろうか。他でもない、親愛な兄弟たちが、いまや居り場所が散り散りバラバラになっていることだ。 2013年10月3日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不...
30曹植(曹子建) 《贈白馬王彪 其二》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3076
- 2013/10/02
- 00:33
贈白馬王彪 其二 曹植(曹子建) 魏詩223年黃初四年五月のことである。曹植は白馬王彪・任城王彰とともに、都洛陽に参集し、夏至節の朝会に出席した。ところが夏至節の朝会に出席のための洛陽に到着すると、まもなく、任城王は逝去したのである。七月になり、曹植は白馬王とともに国に帰ろうとした途中に贈ったときにに一篇の詩章としたのである。2013年10月2日 同じ日の紀頌之5つのブログ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生...
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