313 《送張道士 幷序》 韓愈 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3891
- 2014/03/14
- 00:49
313 《送張道士 幷序》 韓愈 | kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3891 |
作者: 韓愈 814年 元和九年 47歲
卷別: 卷三四五 文體: 五言古詩
詩題: 送張道士
作地點: 目前尚無資料
及地點: 嵩山 (都畿道 河南府 嵩山) 別名:嵩高山、嵩、嵩丘、嵩高
交遊人物: 張道士
詩文:
送張道士幷序 #1
張道士。嵩高之隠者。通古今學。有文武長材。
張道士は、濡高山に住む隠者で、古今の学問に精通し、文武の両道にすぐれた人材である。
寄跡老子法中。爲道士。以養其親。九年。
老子の法に身をゆだね、道士となり、九年間、その親族を養ってきた。
聞朝廷將治東方貢賦之不如法者。三猷書不報。
ちかごろ朝廷で、法則通りに税金などを上納しない東方の潘鎮を処分される計画がある、と聞き、三たび上書して、この問題の処理法を具陳したけれども、お取り上げにはならなかった。
長揖而去。京師士大夫多爲詩以贈。而屬愈爲序。
詩日。
そこでみきりをつけて、帰ることにした。長安の紳士たちは、詩をつくってこれに贈るものが多く、あたくし韓愈がその序文をつくることになった。その詩で次のように言う。
張道士を送る 幷びに序 #1
張道士は、嵩高の隠者。古今の學に通じ、文武の長材有り。
跡を老子の法中に寄せ、道士と爲り、以って其の親を養うこと、九年なり。
朝廷の將に東方の貢賦の不法の如くならざる者を治めむと聞き、三たび書を猷ぜしも報ぜられず。
長揖【ちょうゆう】して去る。
京師の士大夫、多く爲詩を以って贈り、而して愈に屬して序を爲【つく】らしむ。詩に日く。
送張道士 #2
大匠無棄材,尋尺各有施。
況當營都邑,杞梓用不疑。
張侯嵩高來,面有熊豹姿。
開口論利害,劍鋒白差差。
#3
恨無一尺捶,為國笞羌夷。
詣闕三上書,臣非黃冠師。
臣有膽與氣,不忍死茅茨。
又不媚笑語,不能伴兒嬉。
#4
乃著道士服,眾人莫臣知。
臣有平賊策,狂童不難治。
其言簡且要,陛下幸聽之。
天空日月高,下照理不遺。
或是章奏繁,裁擇未及斯。
#5
寧當不俟報,歸袖風披披。
答我事不爾,吾親屬吾思。
昨宵夢倚門,手取連環持。
今日有書至,又言歸何時。
霜天熟柿栗,收拾不可遲。
#6
嶺北梁可構,寒魚下清伊。
既非公家用,且復還其私。
從容進退間,無一不合宜。
時有利不利,雖賢欲奚為。
但當勵前操,富貴非公誰。
『送張道士』 現代語訳と訳註
(本文)
送張道士幷序 #1
張道士。嵩高之隠者。通古今學。有文武長材。
寄跡老子法中。爲道士。以養其親。九年。
聞朝廷將治東方貢賦之不如法者。三猷書不報。
長揖而去。京師士大夫多爲詩以贈。而屬愈爲序。
(下し文)
張道士を送る 幷びに序 #1
張道士は、嵩高の隠者。古今の學に通じ、文武の長材有り。
跡を老子の法中に寄せ、道士と爲り、以って其の親を養うこと、九年なり。
朝廷の將に東方の貢賦の不法の如くならざる者を治めむと聞き、三たび書を猷ぜしも報ぜられず。
長揖【ちょうゆう】して去る。
京師の士大夫、多く爲詩を以って贈り、而して愈に屬して序を爲【つく】らしむ。詩に日く。
(現代語訳)
張道士は、濡高山に住む隠者で、古今の学問に精通し、文武の両道にすぐれた人材である。
老子の法に身をゆだね、道士となり、九年間、その親族を養ってきた。
ちかごろ朝廷で、法則通りに税金などを上納しない東方の潘鎮を処分される計画がある、と聞き、三たび上書して、この問題の処理法を具陳したけれども、お取り上げにはならなかった。
そこでみきりをつけて、帰ることにした。長安の紳士たちは、詩をつくってこれに贈るものが多く、あたくし韓愈がその序文をつくることになった。その詩で次のように言う。
(訳注)
送張道士幷序 #1
・送張道士 底本巻二十一。張遺士については、序文と詩で知られること以外にくわしいことはわからない。韓愈には別に七言絕句「飲城南道邊古墓上,逢中丞過,贈禮部衛員外少室張道士」(城南道辺の古墓上に中丞の過るに逢う礼部衛員外・少室張道士に贈る」といぅ詩があり、白居易『白居易集』 巻十二、 感傷四』『送張山人帰嵩陽』(張山人の嵩陽に帰るを送る)「長安古来名利地、空手無金行路」という詩がある。題中にみえる張道士も同じ人物であろう。ともかく道士ではあっても、それはただ生活のためにやっているので、仕官したい気持ちをもっている人だったから、韓愈のこの詩も、さきの「誰氏子」にみえるような非難のことばは少しもない。
張道士、嵩高之隠者、通古今學、有文武長材。
張道士は、濡高山に住む隠者で、古今の学問に精通し、文武の両道にすぐれた人材である。
寄跡老子法中、爲道士、以養其親、九年。
老子の法に身をゆだね、道士となり、九年間、その親族を養ってきた。
聞朝廷將治東方貢賦之不如法者、三猷書不報。
ちかごろ朝廷で、法則通りに税金などを上納しない東方の潘鎮を処分される計画がある、と聞き、三たび上書して、この問題の処理法を具陳したけれども、お取り上げにはならなかった。
長揖而去、京師士大夫多爲詩以贈。而屬愈爲序。詩日。
そこでみきりをつけて、帰ることにした。長安の紳士たちは、詩をつくってこれに贈るものが多く、あたくし韓愈がその序文をつくることになった。その詩で次のように言う。
送張道士幷序 #1
張道士。嵩高之隠者。通古今學。有文武長材。
張道士は、濡高山に住む隠者で、古今の学問に精通し、文武の両道にすぐれた人材である。
寄跡老子法中。爲道士。以養其親。九年。
老子の法に身をゆだね、道士となり、九年間、その親族を養ってきた。
聞朝廷將治東方貢賦之不如法者。三猷書不報。
ちかごろ朝廷で、法則通りに税金などを上納しない東方の潘鎮を処分される計画がある、と聞き、三たび上書して、この問題の処理法を具陳したけれども、お取り上げにはならなかった。
長揖而去。京師士大夫多爲詩以贈。而屬愈爲序。
詩日。
そこでみきりをつけて、帰ることにした。長安の紳士たちは、詩をつくってこれに贈るものが多く、あたくし韓愈がその序文をつくることになった。その詩で次のように言う。
送張道士 #2
大匠無棄材,尋尺各有施。
すぐれた大工の棟梁というものは棄てる材木などだしはし無いのだ。一尋であれ一尺であれ、それぞれに使いどころがあるものだ。
況當營都邑,杞梓用不疑。
まして、都の街並みを造営するにあたっては、器物を作るに用いる良材といわれるオオチもアズサもよい棟梁に用いられること疑いない。
張侯嵩高來,面有熊豹姿。
張君は嵩山からやって来たのである、そのため、熊か豹かというような面構えだ。
開口論利害,劍鋒白差差。
そして口を開いて政策の良し悪し得失を論じると、論調が剣のキッ先が白い剣の切つ尖のように鋭いのだ。
#3
恨無一尺捶,為國笞羌夷。
詣闕三上書,臣非黃冠師。
臣有膽與氣,不忍死茅茨。
又不媚笑語,不能伴兒嬉。
#4
乃著道士服,眾人莫臣知。
臣有平賊策,狂童不難治。
其言簡且要,陛下幸聽之。
天空日月高,下照理不遺。
或是章奏繁,裁擇未及斯。
張道士を送る #2
大匠に棄材無し,尋尺も各の施す有り。
況んや都邑を營むに當って,杞梓【きじ】用いられんことを疑わず。
張侯は嵩高より來り,面に熊豹【ゆうひょう】の姿有り。
口を開いて利害を論ずれば,劍鋒 白くして差差たり。
#3
恨むらくは一尺の捶【すき】の,國の為に羌夷【きょうい】笞【むちう】つ無し。
闕に詣【いた】って三たび上書す,臣は黃冠の師に非ず。
臣に膽と氣と有り,茅茨【ばくじ】に死するに忍びず。
又た笑語に媚びず,兒嬉に伴う能わず。
#4
乃ち道士の服を著く,眾人 臣を知る莫し。
臣に賊を平らぐる策有り,狂童 治め難からず。
其の言 簡にして要,陛下 幸に「之を聽け」と。
天は空しくして日月高し,下に照して理遺【のこ】さず。
或いは是れ章奏【しょうそう】繁くして,裁擇【さいたく】未だ斯【ここ】に及ばざるならん。
『送張道士』 現代語訳と訳註
(本文) #2
送張道士
大匠無棄材,尋尺各有施。
況當營都邑,杞梓用不疑。
張侯嵩高來,面有熊豹姿。
開口論利害,劍鋒白差差。
(下し文) #2
張道士を送る
大匠に棄材無し,尋尺も各の施す有り。
況んや都邑を營むに當って,杞梓【きじ】用いられんことを疑わず。
張侯は嵩高より來り,面に熊豹【ゆうひょう】の姿有り。
口を開いて利害を論ずれば,劍鋒 白くして差差たり。
(現代語訳)
すぐれた大工の棟梁というものは棄てる材木などだしはし無いのだ。一尋であれ一尺であれ、それぞれに使いどころがあるものだ。
まして、都の街並みを造営するにあたっては、器物を作るに用いる良材といわれるオオチもアズサもよい棟梁に用いられること疑いない。
張君は嵩山からやって来たのである、そのため、熊か豹かというような面構えだ。
そして口を開いて政策の良し悪し得失を論じると、論調が剣のキッ先が白い剣の切つ尖のように鋭いのだ。
(訳注) #2
送張道士
(張道士を送る。)
・送張道士 底本巻二十一。張遺士については、序文と詩で知られること以外にくわしいことはわからない。韓愈には別に七言絕句「飲城南道邊古墓上,逢中丞過,贈禮部衛員外少室張道士」(城南道辺の古墓上に中丞の過るに逢う礼部衛員外・少室張道士に贈る」といぅ詩があり、白居易『白居易集』 巻十二、 感傷四』『送張山人帰嵩陽』(張山人の嵩陽に帰るを送る)「長安古来名利地、空手無金行路」という詩がある。
大匠無棄材,尋尺各有施。
すぐれた大工の棟梁というものは棄てる材木などだしはし無いのだ。一尋であれ一尺であれ、それぞれに使いどころがあるものだ。
・大匠 すぐれた大工の棟梁。
・棄材 棄てるべき材木。
・尋尺 尋は一ひらすなわち八尺、尺は一尺。
・有施 使い道がある。
況當營都邑,杞梓用不疑。
まして、都の街並みを造営するにあたっては、器物を作るに用いる良材といわれるオオチもアズサもよい棟梁に用いられること疑いない。
・杞梓 オオチとアズサ。杞はカワヤナギということも考えられる。共に器物を作るに用いる良材。もっともこれを大材とするというよりも、良材、人材の意に用いられたということである。
張侯嵩高來,面有熊豹姿。
張君は嵩山からやって来たのである、そのため、熊か豹かというような面構えだ。
・張侯 張さん。侯はもと爵位ある人の敬称だったが、のちには一般の敬称としても用いられた。
・嵩高 嵩山。洛陽の東南にある名山で、隠者が多くすみ、仏教・道教の寺観もあった。
・熊豹姿 勇猛なさま。
開口論利害,劍鋒白差差。
そして口を開いて政策の良し悪し得失を論じると、論調が剣のキッ先が白い剣の切つ尖のように鋭いのだ。
・劍鋒 論調が剣のキッ先のようにする
どいというのである。
・白差差 すごいほどにまっ白だ。差差は擬音語で、シソとする、あるいはジーソとするというほどの意。
送張道士幷序 #1
張道士。嵩高之隠者。通古今學。有文武長材。
張道士は、濡高山に住む隠者で、古今の学問に精通し、文武の両道にすぐれた人材である。
寄跡老子法中。爲道士。以養其親。九年。
老子の法に身をゆだね、道士となり、九年間、その親族を養ってきた。
聞朝廷將治東方貢賦之不如法者。三猷書不報。
ちかごろ朝廷で、法則通りに税金などを上納しない東方の潘鎮を処分される計画がある、と聞き、三たび上書して、この問題の処理法を具陳したけれども、お取り上げにはならなかった。
長揖而去。京師士大夫多爲詩以贈。而屬愈爲序。
詩日。
そこでみきりをつけて、帰ることにした。長安の紳士たちは、詩をつくってこれに贈るものが多く、あたくし韓愈がその序文をつくることになった。その詩で次のように言う。
送張道士 #2
大匠無棄材,尋尺各有施。
すぐれた大工の棟梁というものは棄てる材木などだしはし無いのだ。一尋であれ一尺であれ、それぞれに使いどころがあるものだ。
況當營都邑,杞梓用不疑。
まして、都の街並みを造営するにあたっては、器物を作るに用いる良材といわれるオオチもアズサもよい棟梁に用いられること疑いない。
張侯嵩高來,面有熊豹姿。
張君は嵩山からやって来たのである、そのため、熊か豹かというような面構えだ。
開口論利害,劍鋒白差差。
そして口を開いて政策の良し悪し得失を論じると、論調が剣のキッ先が白い剣の切つ尖のように鋭いのだ。
#3
恨無一尺捶,為國笞羌夷。
残念ながら打つべき一尺のむちもなく、わずかばかりの権力をもつ地位がないので、国家のために羌夷の異民族どもを鞭うつこともできないのだ。
詣闕三上書,臣非黃冠師。
朝廷にもうでて三たびたてまつった上奏書にいわく
「家臣たる者で、もとより黄なる冠いただく道士の身にあらず」
臣有膽與氣,不忍死茅茨。
「家臣たる者で、肝もすわり、やる気、向かう気は十分あり、このまま隠者の家に世話になるままで一生を終わるわけにはいかないのです。」
又不媚笑語,不能伴兒嬉。
「そして 人の冗談に調子合わせ、こびることなどしないし、子供じみたるたわむれのお相手をすることなどするわけもないことです。」
#4
乃著道士服,眾人莫臣知。
臣有平賊策,狂童不難治。
其言簡且要,陛下幸聽之。
天空日月高,下照理不遺。
或是章奏繁,裁擇未及斯。
張道士を送る #2
大匠に棄材無し,尋尺も各の施す有り。
況んや都邑を營むに當って,杞梓【きじ】用いられんことを疑わず。
張侯は嵩高より來り,面に熊豹【ゆうひょう】の姿有り。
口を開いて利害を論ずれば,劍鋒 白くして差差たり。
#3
恨むらくは一尺の捶【すき】の,國の為に羌夷【きょうい】笞【むちう】つ無し。
闕に詣【いた】って三たび上書す,臣は黃冠の師に非ず。
臣に膽と氣と有り,茅茨【ばくじ】に死するに忍びず。
又た笑語に媚びず,兒嬉に伴う能わず。
#4
乃ち道士の服を著く,眾人 臣を知る莫し。
臣に賊を平らぐる策有り,狂童 治め難からず。
其の言 簡にして要,陛下 幸に「之を聽け」と。
天は空しくして日月高し,下に照して理遺【のこ】さず。
或いは是れ章奏【しょうそう】繁くして,裁擇【さいたく】未だ斯【ここ】に及ばざるならん。
『送張道士』 現代語訳と訳註
(本文) #3
恨無一尺捶,為國笞羌夷。
詣闕三上書,臣非黃冠師。
臣有膽與氣,不忍死茅茨。
又不媚笑語,不能伴兒嬉。
(下し文) #3
恨むらくは一尺の捶【すき】の,國の為に羌夷【きょうい】笞【むちう】つ無し。
闕に詣【いた】って三たび上書す,臣は黃冠の師に非ず。
臣に膽と氣と有り,茅茨【ばくじ】に死するに忍びず。
又た笑語に媚びず,兒嬉に伴う能わず。
(現代語訳)
残念ながら打つべき一尺のむちもなく、わずかばかりの権力をもつ地位がないので、国家のために羌夷の異民族どもを鞭うつこともできないのだ。
朝廷にもうでて三たびたてまつった上奏書にいわく
「家臣たる者で、もとより黄なる冠いただく道士の身にあらず」
「家臣たる者で、肝もすわり、やる気、向かう気は十分あり、このまま隠者の家に世話になるままで一生を終わるわけにはいかないのです。」
「そして 人の冗談に調子合わせ、こびることなどしないし、子供じみたるたわむれのお相手をすることなどするわけもないことです。」
(訳注)#3
恨無一尺捶,為國笞羌夷。
残念ながら打つべき一尺のむちもなく、わずかばかりの権力をもつ地位がないので、国家のために羌夷の異民族どもを鞭うつこともできないのだ。
・一尺捶 一尺のムチ。すなわちわずかばかりの権力をもつ地位。
・羌夷 えびす。漢民族以外の異民族をいう。
詣闕三上書,臣非黃冠師。
朝廷にもうでて三たびたてまつった上奏書にいわく
「家臣たる者で、もとより黄なる冠いただく道士の身にあらず」
・黃冠師 道士。かれらは黄衣黄冠をつけるのでこういう。
臣有膽與氣,不忍死茅茨。
「家臣たる者で、肝もすわり、やる気、向かう気は十分あり、このまま隠者の家に世話になるままで一生を終わるわけにはいかないのです。」
・茅茨 カヤとイバラ。それでふいた家。すなわち隠者のそまった家。そこで死ぬに忍びない、というのは仕官して官吏として努力もし、その努力にふさわしい地位につきたい希望を切にもっている、というのである。
又不媚笑語,不能伴兒嬉。
「そして 人の冗談に調子合わせ、こびることなどしないし、子供じみたるたわむれのお相手をすることなどするわけもないことです。」
#4
乃著道士服,眾人莫臣知。
それで、よんどころなく道士の服をつけたわけですけれど、それが衆人の家臣でありたいわたしの心をさとる者がいないのである。
臣有平賊策,狂童不難治。
わたしには、賊を平げる秘策をもっています。気の狂ったという小僧たちといっても治めるのは難からず。
其言簡且要,陛下幸聽之。
そうはいっても、それが簡単なことで、かつそれを要求するので、陛下、このような幸いにあずかって、このうえはどうぞこれをお聴ききください。」と。
天空日月高,下照理不遺。
そしていう「天子は心をむなしくし、日月と共に高くす。それで、下々を照したもうて、あますところ無くことわりを遣わされなくてもよいのです。
或是章奏繁,裁擇未及斯。
あるいは奏上のあまりに繁多なるがゆえにあきらかにし、決裁選択はいまだここまで及んでいることはないのです。
張道士を送る #2
大匠に棄材無し,尋尺も各の施す有り。
況んや都邑を營むに當って,杞梓【きじ】用いられんことを疑わず。
張侯は嵩高より來り,面に熊豹【ゆうひょう】の姿有り。
口を開いて利害を論ずれば,劍鋒 白くして差差たり。
#3
恨むらくは一尺の捶【すき】の,國の為に羌夷【きょうい】笞【むちう】つ無し。
闕に詣【いた】って三たび上書す,臣は黃冠の師に非ず。
臣に膽と氣と有り,茅茨【ばくじ】に死するに忍びず。
又た笑語に媚びず,兒嬉に伴う能わず。
#4
乃ち道士の服を著く,眾人 臣を知る莫し。
臣に賊を平らぐる策有り,狂童 治め難からず。
其の言 簡にして要,陛下 幸に「之を聽け」と。
天は空しくして日月高し,下に照して理遺【のこ】さず。
或いは是れ章奏【しょうそう】繁くして,裁擇【さいたく】未だ斯【ここ】に及ばざるならん。
『送張道士』 現代語訳と訳註
(本文) #4
乃著道士服,眾人莫臣知。
臣有平賊策,狂童不難治。
其言簡且要,陛下幸聽之。
天空日月高,下照理不遺。
或是章奏繁,裁擇未及斯。
(下し文) #4
乃ち道士の服を著く,眾人 臣を知る莫し。
臣に賊を平らぐる策有り,狂童 治め難からず。
其の言 簡にして要,陛下 幸に「之を聽け」と。
天は空しくして日月高し,下に照して理遺【のこ】さず。
或いは是れ章奏【しょうそう】繁くして,裁擇【さいたく】未だ斯【ここ】に及ばざるならん。
(現代語訳)
それで、よんどころなく道士の服をつけたわけですけれど、それが衆人の家臣でありたいわたしの心をさとる者がいないのである。
わたしには、賊を平げる秘策をもっています。気の狂ったという小僧たちといっても治めるのは難からず。
そうはいっても、それが簡単なことで、かつそれを要求するので、陛下、このような幸いにあずかって、このうえはどうぞこれをお聴ききください。」と。
そしていう「天子は心をむなしくし、日月と共に高くす。それで、下々を照したもうて、あますところ無くことわりを遣わされなくてもよいのです。
あるいは奏上のあまりに繁多なるがゆえにあきらかにし、決裁選択はいまだここまで及んでいることはないのです。
(訳注)#4
乃著道士服,眾人莫臣知。
それで、よんどころなく道士の服をつけたわけですけれど、それが衆人の家臣でありたいわたしの心をさとる者がいないのである。
臣有平賊策,狂童不難治。
わたしには、賊を平げる秘策をもっています。気の狂ったという小僧たちといっても治めるのは難からず。
・平賊策 賊軍を平定するための策略、戦略。元和九年閏八月、彰義節度使の呉少陽が死んだ。そのおいの呉元濟は少陽の死をかくして、そのまま少陽にかわって軍務をとり、九月に入って朝廷から呉少陽弔問の任を出したが、元濟はこれを迎えず叛乱した。ここでいう平賊という賊、次の句の狂童は、呉元済をさすものと考えてよいであろう。
其言簡且要,陛下幸聽之。
そうはいっても、それが簡単なことで、かつそれを要求するので、陛下、このような幸いにあずかって、このうえはどうぞこれをお聴ききください。」と。
天空日月高,下照理不遺。
そしていう「天子は心をむなしくし、日月と共に高くす。それで、下々を照したもうて、あますところ無くことわりを遣わされなくてもよいのです。
・下照理不通 天子の聡明は地上をてらして、一切をおさめて、とりのこされることなどはない。
或是章奏繁,裁擇未及斯。
あるいは奏上のあまりに繁多なるがゆえにあきらかにし、決裁選択はいまだここまで及んでいることはないのです。
・或是章奏繁 にもかかわらず張道士の上書がとりあげられないのは、あるいは、これは、臣下や民間から天子に奏上するしょろ書類が多すぎるためではなかろうか。
・裁択 選択し裁下する。
#5
寧當不俟報,歸袖風披披。
どうしてそんなにお返事も下さらぬうちに、はたはたと帰り支度の風を起こされるのか。」
答我事不爾,吾親屬吾思。
わたしに答えていう「そういうことではないのだが、わたしの親がわたしのことを頼りにしていて、帰りを心配しているのです。
昨宵夢倚門,手取連環持。
きのうの夜も 夢の中にあらわれ、門に倚りかかってたっていたのです。無事帰るおまじないの円い輪を手にもっていたのです。
今日有書至,又言歸何時。
今日になって、手紙が届いたのですが、そこにもやっぱり書いてあるのが「何時になったら帰るのか」ということ。
霜天熟柿栗,收拾不可遲。
そして、「霜がつづいて 柿も粟も熟したゆえ、とりいれが遅うなってもなるまい」と。
#6
嶺北梁可構,寒魚下清伊。
既非公家用,且復還其私。
從容進退間,無一不合宜。
時有利不利,雖賢欲奚為。
但當勵前操,富貴非公誰。
#5
「寧【なん】ぞ當【まさに】報を俟【ま】たずして,歸袖【きしゅう】の風 披披【ひひ】たらましむか」 と。
我に答え 「事 爾【しか】らず,吾が親 吾に思いを屬す。
昨宵【さくしょう】夢に門に倚り,手に連環を取り持す。
今日 書に至る有,又た言う 歸るは 何時ぞ。
霜天 柿栗【しりつ】を熟し,收拾 遲れるべからず。
#6
嶺北 梁 構う可く,寒魚 清伊を下らむとす。」と。
「既に公家の用に非ず,且【しばら】く復た其の私に還らん。」と。
從容たり進退の間,一として不宜しきに合わざる無し。
時に利と不利と有り,賢と雖も奚為【いかんせん】と欲する。
但だ當に前の操を勵【はげま】すべし,富貴 公に非ずしては誰ぞ。
『送張道士』 現代語訳と訳註
(本文) #5
寧當不俟報,歸袖風披披。
答我事不爾,吾親屬吾思。
昨宵夢倚門,手取連環持。
今日有書至,又言歸何時。
霜天熟柿栗,收拾不可遲。
(下し文) #5
「寧【なん】ぞ當【まさに】報を俟【ま】たずして,歸袖【きしゅう】の風 披披【ひひ】たらましむか」 と。
我に答え 「事 爾【しか】らず,吾が親 吾に思いを屬す。
昨宵【さくしょう】夢に門に倚り,手に連環を取り持す。
今日 書に至る有,又た言う 歸るは 何時ぞ。
霜天 柿栗【しりつ】を熟し,收拾 遲れるべからず。
(現代語訳)
どうしてそんなにお返事も下さらぬうちに、はたはたと帰り支度の風を起こされるのか。」
わたしに答えていう「そういうことではないのだが、わたしの親がわたしのことを頼りにしていて、帰りを心配しているのです。
きのうの夜も 夢の中にあらわれ、門に倚りかかってたっていたのです。無事帰るおまじないの円い輪を手にもっていたのです。
今日になって、手紙が届いたのですが、そこにもやっぱり書いてあるのが「何時になったら帰るのか」ということ。
そして、「霜がつづいて 柿も粟も熟したゆえ、とりいれが遅うなってもなるまい」と。
(訳注)#5
寧當不俟報,歸袖風披披。
どうしてそんなにお返事も下さらぬうちに、はたはたと帰り支度の風を起こされるのか。」
・披披 擬音語で、はたはた、ひらひら、というほどの意。
答我事不爾,吾親屬吾思。
わたしに答えていう「そういうことではないのだが、わたしの親がわたしのことを頼りにしていて、帰りを心配しているのです。
・我事不爾 わたしが故郷に帰ろうとするのは、それ、すなわち上書がまだ採用されないこと、が理由なのではない。
・吾親 わたしの罰。親をさすことによって他の親族をもこめていうのである。
・属吾思 わたしに思いをかけている。私を頼りにしていること。
昨宵夢倚門,手取連環持。
きのうの夜も 夢の中にあらわれ、門に倚りかかってたっていたのです。無事帰るおまじないの円い輪を手にもっていたのです。
・夢倚門 夢の中にあらわれ、門に倚りかかってたっていた。夢にあらわれるのはたがいに思いあっているからだという、あるいは自分のことを思ってくれているはずであるということ考え方は、唐代では特にあらわであったものであり、中国人的考え方である。
・手取連環持 手に円い輪をもっていた。連環は輪だが、環の物は必ず戻るということ、柳の枝を折って輪にするのもこのことを示す。
今日有書至,又言歸何時。
今日になって、手紙が届いたのですが、そこにもやっぱり書いてあるのが「何時になったら帰るのか」ということ。
霜天熟柿栗,收拾不可遲。
そして、「霜がつづいて 柿も粟も熟したゆえ、とりいれが遅うなってもなるまい」と。
・収拾不可遅 とりいれがおそくなってはいけない。張道士は道士として、自然との一体感としての仕事として霜が、柿や栗を甘くした。そして放置すると腐らせるの。そのバロメーターが霜の量であったということ。唐代の民間知識人の経済生活を察知する、これは一つの資料ともなるであろう。
#6
嶺北梁可構,寒魚下清伊。
嵩高連峯の北山にそろそろ梁をかけるべきである。冬の絞まった魚が伊水の清い流れを下りはじめた。
既非公家用,且復還其私。
上書がとりあげられるわけはないので、お上の御用があるというわけでもない。だから、しばらく帰って家の採りいれの用をするつもりだ。」と。
從容進退間,無一不合宜。
出処進退については、素直であるということにしているし、一も無ければそれで合致することもないでもそれでよろしいというものである。
時有利不利,雖賢欲奚為。
時には利があり、時には不利があるというもの、賢者といわれる人であってもこの状態というのは、やりようがないというものだ。
但當勵前操,富貴非公誰。
ただ、これまでつとめて節操をまもっていることは励まされることであるし、富貴と地位というものはお上の仕事というものではあろうはずもない、それなら君ならぬ誰ということであろうか。
#5
「寧【なん】ぞ當【まさに】報を俟【ま】たずして,歸袖【きしゅう】の風 披披【ひひ】たらましむか」 と。
我に答え 「事 爾【しか】らず,吾が親 吾に思いを屬す。
昨宵【さくしょう】夢に門に倚り,手に連環を取り持す。
今日 書に至る有,又た言う 歸るは 何時ぞ。
霜天 柿栗【しりつ】を熟し,收拾 遲れるべからず。
#6
嶺北 梁 構う可く,寒魚 清伊を下らむとす。」と。
「既に公家の用に非ず,且【しばら】く復た其の私に還らん。」と。
從容たり進退の間,一として不宜しきに合わざる無し。
時に利と不利と有り,賢と雖も奚為【いかんせん】と欲する。
但だ當に前の操を勵【はげま】すべし,富貴 公に非ずしては誰ぞ。
『送張道士』 現代語訳と訳註
(本文)#6
嶺北梁可構,寒魚下清伊。
既非公家用,且復還其私。
從容進退間,無一不合宜。
時有利不利,雖賢欲奚為。
但當勵前操,富貴非公誰。
(下し文) #6
嶺北 梁 構う可く,寒魚 清伊を下らむとす。」と。
「既に公家の用に非ず,且【しばら】く復た其の私に還らん。」と。
從容たり進退の間,一として不宜しきに合わざる無し。
時に利と不利と有り,賢と雖も奚為【いかんせん】と欲する。
但だ當に前の操を勵【はげま】すべし,富貴 公に非ずしては誰ぞ。
(現代語訳)
嵩高連峯の北山にそろそろ梁をかけるべきである。冬の絞まった魚が伊水の清い流れを下りはじめた。
上書がとりあげられるわけはないので、お上の御用があるというわけでもない。だから、しばらく帰って家の採りいれの用をするつもりだ。」と。
出処進退については、素直であるということにしているし、一も無ければそれで合致することもないでもそれでよろしいというものである。
時には利があり、時には不利があるというもの、賢者といわれる人であってもこの状態というのは、やりようがないというものだ。
ただ、これまでつとめて節操をまもっていることは励まされることであるし、富貴と地位というものはお上の仕事というものではあろうはずもない、それなら君ならぬ誰ということであろうか。
(訳注) #6
嶺北梁可構,寒魚下清伊。
嵩高連峯の北山にそろそろ梁をかけるべきである。冬の絞まった魚が伊水の清い流れを下りはじめた。
・嶺北 張道士のすんでいたのは嵩高連峯の中の少室山であったから、この嶺北は、少室山の北側を流れる川である。
・清伊 清らかな伊水の流れ。
既非公家用,且復還其私。
上書がとりあげられるわけはないので、お上の御用があるというわけでもない。だから、しばらく帰って家の採りいれの用をするつもりだ。」と。
・既非公家用 いまここに滞在するのもすでにお上の御用のためではない。上書がとりあげられた上でならば、お上の御用といえるが、まだとりあげられていないのだから、私用の域を出ないわけである。
從容進退間,無一不合宜。
出処進退については、素直であるということにしているし、一も無ければそれで合致することもないでもそれでよろしいというものである。
時有利不利,雖賢欲奚為。
時には利があり、時には不利があるというもの、賢者といわれる人であってもこの状態というのは、やりようがないというものだ。
但當勵前操,富貴非公誰。
ただ、これまでつとめて節操をまもっていることは励まされることであるし、富貴と地位というものはお上の仕事というものではあろうはずもない、それなら君ならぬ誰ということであろうか。
・前操 前からもっていたような節操。
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