孟郊(孟東野) 孟郊の交遊の詩(6) 結愛

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結愛 孟郊
心心複心心,結愛務在深。
心の中のこころ、そして、そのなかの心の中の心で思うことがある、愛を結び通い合わせることは、心の奥底に必ず置いておかないといけないのだ。
一度欲離别,千迴結衣襟;
ひとたび別れることを思って別れたら、千回繰り返しても前身ごろを結んでしまってしまうものだ。
結妾獨守志,結君早歸意。
妾と結ぶにはひとり志を守らないといけない、芸妓と結ぶには一番に自分の思いを決め、そこに気持ちを置いてはいけない。
始知結衣裳,不如結心腸。
まず、はじめに知ることは衣服、衣裳を結ぶことである、心と体腹の底まで武巢部以外にないのだ。
坐結行亦結,結盡百年月。

常日頃、結ぶということはこちらら行動して、そのあとで結ばれる、そうして結ばれたという場合、屡々百年の月日続くというものだ。


心の心を 複た心の心,愛を結ぶには 深く在るに務む。
一度 離别せんと欲す,千たび迴る 衣襟を結ぶ;
妾に結ぶは獨り志を守り,君と結ぶは早に意を歸す。
始に衣裳を結ぶを知り,心腸を結ぶに如かざるを。
坐に行き亦 結びて結び,盡ばしば百年月を結ぶ。

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結愛 現代語訳と訳註
(本文)

心心複心心,結愛務在深。
一度欲離别,千迴結衣襟;
結妾獨守志,結君早歸意。
始知結衣裳,不如結心腸。
坐結行亦結,結盡百年月。

(下し文)
心の心を 複た心の心,愛を結ぶには 深く在るに務む。
一度 離别せんと欲す,千たび迴る 衣襟を結ぶ;
妾に結ぶは獨り志を守り,君と結ぶは早に意を歸す。
始に衣裳を結ぶを知り,心腸を結ぶに如かざるを。
坐に行き亦 結びて結び,盡ばしば百年月を結ぶ。

(現代語訳)
心の中のこころ、そして、そのなかの心の中の心で思うことがある、愛を結び通い合わせることは、心の奥底に必ず置いておかないといけないのだ。
ひとたび別れることを思って別れたら、千回繰り返しても前身ごろを結んでしまってしまうものだ。
妾と結ぶにはひとり志を守らないといけない、芸妓と結ぶには一番に自分の思いを決め、そこに気持ちを置いてはいけない。
まず、はじめに知ることは衣服、衣裳を結ぶことである、心と体腹の底まで武巢部以外にないのだ。
常日頃、結ぶということはこちらら行動して、そのあとで結ばれる、そうして結ばれたという場合、屡々百年の月日続くというものだ。


(訳注)
心心複心心,結愛務在深。

(心心 複 心心,愛を結ぶには 深く在るに務む。)
心の中のこころ、そして、そのなかの心の中の心で思うことがある、愛を結び通い合わせることは、心の奥底に必ず置いておかないといけないのだ。


一度欲離别,千迴結衣襟;
(一度 離别せんと欲す,千たび迴る 衣襟を結ぶ;)
ひとたび別れることを思って別れたら、千回繰り返しても前身ごろを結んでしまってしまう。
衣襟 前身ごろ.○下の句から以降は、結ばれる事例としてかかる。


結妾獨守志,結君早歸意。
(妾に結ぶは獨り志を守り,君と結ぶは早(つと)に意を歸す。)
妾と結ぶにはひとり志を守らないといけない、芸妓と結ぶには一番に自分の思いを決め、そこに気持ちを置いてはいけない。
 一人称の人称代名詞。謙遜の意味があり主に女性が使う。貴人に仕える女性、神に仕える女性、女子、という意味がある。また〔春秋左氏伝・僖公十七年〕から「女を人妾と爲す」を引用し、「娉(めと)らざるなり」と、めかけの意味を載せる。


始知結衣裳,不如結心腸。
(始に衣裳を結ぶを知り,心腸を結ぶに如かざるを。)
まず、はじめに知ることは衣服、衣裳を結ぶことである、心と体腹の底まで武巢部以外にないのだ。


坐結行亦結,結盡百年月。
(坐に結び 行きて 亦 結び,盡ばしば百年月を結ぶ。)
常日頃、結ぶということはこちらら行動して、そのあとで結ばれる、そうして結ばれたという場合、屡々百年の月日続くというものだ。
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