61 曹植(曹子建) 《應詔詩》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3231
- 2013/11/02
- 00:35
61 曹植(曹子建) 《應詔詩》 魏詩 | kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3231 |
作者はかつて楊脩・應楊らと共に酒を飲んで、酔うた上に馬を司禁門に走らせたことがあった。兄文帝は即位の後これをとがめて鄄城侯(山東濮県東)に封じた。時に黄初三年(221)作者三十一歳の夏である。翌年洛陽に朝して、帝にまみえようとしたが許されず、西館に留め置かれた。この時「責躬詩」と「応詔詩」との二首をたてまつった。前者は己の非を責めて天子に拝謁を願う詩、後者は天子の詔を拝して上京入朝することを叙べた詩である。
應詔詩 肅承明詔,應會皇都。
つつしんで天子の詔命を拝し、都に上って入朝しょうとした。
星陳夙駕,秣馬脂車。
朝まだき星を見ながら、馬車を陳ねて、馬には秣をやり、車には脂をさすなどして準備する。
命彼掌徒,肅我征旅。
わたしは供頭に命じて旅の用意に手落ちなきよう戒めた。
朝發鸞台,夕宿蘭渚。
朝に鸞がすんでいる高い台を発し、夕には蘭の花さく渚に宿する。
#2
芒芒原隰,祁祁士女。經彼公田,樂我稷黍。
爰有樛木,重陰匪息。雖有餱糧,飢不遑食。
#3
望城不過,面邑不游。僕夫警策,平路是由。
玄駟藹藹,揚鑣漂沫。流風翼衡,輕雲承蓋。
#4
涉澗之濱,綠山之隈。遵彼河滸,黃坂是階。
西濟關谷,或降或升。鋋驂倦路,載寢載興。
#5
將朝聖皇,匪敢晏寧。珥節長騖,指日遄征。
前驅舉燧,后乘抗旌。輪不輟運,鸞無廢聲。
#6
爰暨帝室,稅此西墉。嘉詔未賜,朝覲莫從。
仰瞻城閾,俯惟闕庭。長懷永慕,憂心如酲。
#1
粛みて明詔【めいしょう】を承け、皇都に会するに應ず。
星陳 夙に駕し、馬に秣かひ車に脂さす。
彼の掌徒に命じ、我が征旅を粛す。
朝に鸞臺を発し、夕に蘭渚に宿す。
『應詔詩』 現代語訳と訳註
(本文)
肅承明詔,應會皇都。星陳夙駕,秣馬脂車。
命彼掌徒,肅我征旅。朝發鸞台,夕宿蘭渚。
(下し文) #1
粛みて明詔【めいしょう】を承け、皇都に会するに應ず。
星陳 夙に駕し、馬に秣かひ車に脂さす。
彼の掌徒に命じ、我が征旅を粛す。
朝に鸞臺を発し、夕に蘭渚に宿す。
(現代語訳)
つつしんで天子の詔命を拝し、都に上って入朝しょうとした。
朝まだき星を見ながら、馬車を陳ねて、馬には秣をやり、車には脂をさすなどして準備する。
わたしは供頭に命じて旅の用意に手落ちなきよう戒めた。
朝に鸞がすんでいる高い台を発し、夕には蘭の花さく渚に宿する。
(訳注)
應詔詩
文帝にささげたもの。文選 上 献詩
肅承明詔,應會皇都。
つつしんで天子の詔命を拝し、都に上って入朝しょうとした。
・明詔 潘王に朝会の詔が下った。曹植『贈白馬王彪(並序)』にのべている。
黃初四年五月,白馬王、任城王與余俱朝京師。會節氣,到洛陽,任城王薨。至七月,與白馬王還國。後有司以二王歸藩,道路宜異宿止,意毒恨之。蓋以大別在數日,是用自剖,與王辭焉,憤而成篇:
(223年黃初四年五月のことである。私は白馬王彪・任城王彰とともに、都洛陽に参集し、夏至節の朝会に出席することになった。ところが夏至節の朝会に出席のための洛陽に到着すると、まもなく、任城王は逝去されたのである。
七月になり、私は白馬王とともに国に帰ろうとしたのである。
白馬王との別離は特に任城王の逝去があったので私の心中いたく恨みものなのだ。あと数日で、今度何時再会できるか分らない別離となるからなのだ。
白馬王と別れをつげたのではあるが、胸のつかえをはらすために、語り尽くせないことをいっておくために二篇の詩章としたのである。)
贈白馬王彪 序 曹植(曹子建) 魏詩<39>文選 贈答二 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1933
星陳夙駕,秣馬脂車。
朝まだき星を見ながら、馬車を陳ねて、馬には秣をやり、車には脂をさすなどして準備する。
・星陳夙短 『詩経』鄘風、定之方中に「星みてここに夙に駕す」とあるによった語。朝早く星を見ながら事の用意をし、供揃【ともぞろえ】をすること。
・株馬脂車 馬には秣をやり、車には脂をさす。『詩経』周南、漢広に「言(霊に其の馬に秣かわん」、又『詩経』小雅、何人斯「爾の亟に脂さすに遑あらんや」とある。
命彼掌徒,肅我征旅。
わたしは供頭に命じて旅の用意に手落ちなきよう戒めた。
・掌徒 征制を掌るもの。ともがしら。
朝發鸞台,夕宿蘭渚。
朝に鸞がすんでいる高い台を発し、夕には蘭の花さく渚に宿する。
・鸞台・蘭渚 途中通過した地を美しく言ったのである
應詔詩
肅承明詔,應會皇都。
つつしんで天子の詔命を拝し、都に上って入朝しょうとした。
星陳夙駕,秣馬脂車。
朝まだき星を見ながら、馬車を陳ねて、馬には秣をやり、車には脂をさすなどして準備する。
命彼掌徒,肅我征旅。
わたしは供頭に命じて旅の用意に手落ちなきよう戒めた。
朝發鸞台,夕宿蘭渚。
朝に鸞がすんでいる高い台を発し、夕には蘭の花さく渚に宿する。 #2
芒芒原隰,祁祁士女。
はるかに平原が広がる、そこには農蚕にいそしむ多くの若い男女のすがたがある。
經彼公田,樂我稷黍。
帝王の徳に溢れているため、よく手入れされた公田を通りすぎ、成育する黍や稷を楽しげに見る。
爰有樛木,重陰匪息。
枝がからみあって下垂している木があり、木かげを作ってはいるが、休息しない。
雖有餱糧,飢不遑食。
また乾かした携帯食をもってはいるが、食べて飢をいやす暇はなく、ひたすら旅をいそぐのみなのだ。
『應詔詩』 現代語訳と訳註
(本文) #2
芒芒原隰,祁祁士女。經彼公田,樂我稷黍。
爰有樛木,重陰匪息。雖有餱糧,飢不遑食。
(下し文) #2
芒芒たる原隰【げんしゅう】,祁祁【きき】たる士女。彼の公田を經,我が稷黍【しょくしょ】樂しむ。
爰【ここ】に樛木【きゅうぼく】有り,重陰【ちょういん】匪れど息わず。
餱糧【こうりょう】有りと雖も,飢えて食うに遑【いとま】あらず。
(現代語訳)
はるかに平原が広がる、そこには農蚕にいそしむ多くの若い男女のすがたがある。
帝王の徳に溢れているため、よく手入れされた公田を通りすぎ、成育する黍や稷を楽しげに見る。
枝がからみあって下垂している木があり、木かげを作ってはいるが、休息しない。
また乾かした携帯食をもってはいるが、食べて飢をいやす暇はなく、ひたすら旅をいそぐのみなのだ。
(訳注) #2
芒芒原隰,祁祁士女。
はるかに平原が広がる、そこには農蚕にいそしむ多くの若い男女のすがたがある。
・芒芒 広大なるさま。
・原隰 原は高く平らな土地、隰は湿地。曹植のこの詩句も、整地がすすみ、君民平安を楽しむさまをたたえたもの。
・祁祁 多いさま。「『詩経、豳風【ひんのくにのうた】』「春日遅遅、采蔞祁祁。」(春の日は遅々として、蔞【よもぎ】采【と】るものは祁祁たり。)“春の日あしはのどかにある、白よもぎを摘む人もおびただしい。” 女性の養蚕にいそしむさまをのべる。七月の詩は、周公の王業をのべたもの。
・士女 未婚の男女。「詩経」小雅、甫田に見える。
經彼公田,樂我稷黍。
帝王の徳に溢れているため、よく手入れされた公田を通りすぎ、成育する黍や稷を楽しげに見る。
・公田 共同で耕し、そこから得た収穫を上納して税金とする田地。井田法に定める所のもの。「詩経」小雅、大田に「我が公田に雨ふらし」と見える。
・稷黍 和名キビ、ヒエ。「詩経」小雅、出車に「黍稷方に華さく。」と見える。以上何れも帝王の徳をたたえる。
爰有樛木,重陰匪息。
枝がからみあって下垂している木があり、木かげを作ってはいるが、休息しない。
○爰 ここと訓ずるが指示代名詞ではなく、語頭の助辞へここでは(発語)で意味はない。「詩経」では頻用される。
○樛木 枝がからみあって下垂している木。「詩経」周南、樛木に見える。
○重陰 枝葉が重なってできた木かげ。
○匪息 やすまない。匪は打消の副詞。「詩経」周南、漢広に「南に喬木有れど、休む可からず」と見える。
雖有餱糧,飢不遑食。
また乾かした携帯食をもってはいるが、食べて飢をいやす暇はなく、ひたすら旅をいそぐのみなのだ。
○餱糧 乾かした携帯食のこと。「左伝」宜公十一年に見える。
○飢不遑食 遑はいとま。旅程をいそぐために、食事を十分とることができないこと。楽府の「古善哉行」に「親交在門、飢不及餐。」(親交門に在り、飢えて餐に及ばず)と見える。
應詔詩
肅承明詔,應會皇都。
つつしんで天子の詔命を拝し、都に上って入朝しょうとした。
星陳夙駕,秣馬脂車。
朝まだき星を見ながら、馬車を陳ねて、馬には秣をやり、車には脂をさすなどして準備する。
命彼掌徒,肅我征旅。
わたしは供頭に命じて旅の用意に手落ちなきよう戒めた。
朝發鸞台,夕宿蘭渚。
朝に鸞がすんでいる高い台を発し、夕には蘭の花さく渚に宿する。
#2
芒芒原隰,祁祁士女。
はるかに平原が広がる、そこには農蚕にいそしむ多くの若い男女のすがたがある。
經彼公田,樂我稷黍。
帝王の徳に溢れているため、よく手入れされた公田を通りすぎ、成育する黍や稷を楽しげに見る。
爰有樛木,重陰匪息。
枝がからみあって下垂している木があり、木かげを作ってはいるが、休息しない。
雖有餱糧,飢不遑食。
また乾かした携帯食をもってはいるが、食べて飢をいやす暇はなく、ひたすら旅をいそぐのみなのだ。
#3
望城不過,面邑不游。
都市に入るにながめてみて、通りすぎることをしない。まち中にむかっても、遊びに行くことをしない。
僕夫警策,平路是由。
御者に馬をむちうたせて、馬車を早く走らせ、平らな道に従ってひたすら進むのだ。
玄駟藹藹,揚鑣漂沫。
黒毛の四頭の馬は、その勢いすさまじく、くつわをふりあげ、あわを吹いて疾駆する。
流風翼衡,輕雲承蓋。
吹き流れる風は、くびきの負担を少くし、軽ろやかな雲は、車のおおいの後ろに沸き起こりおしすすめる。
『應詔詩』 現代語訳と訳註
(本文) ##3
望城不過,面邑不游。僕夫警策,平路是由。
玄駟藹藹,揚鑣漂沫。流風翼衡,輕雲承蓋。
(下し文)
城を望めども過らず、邑【ゆう】に面【むかえ】へども遊ばず。
僕夫は警策し、平路に是れ由る。
玄駟【げんし】は藹藹【あいあい】として、鑣【くつわ】を揚げ沫を漂わす。
流風は衡【くびき】を翼【たす】け、軽雲は蓋【がい】を承【たす】く。
(現代語訳)
都市に入るにながめてみて、通りすぎることをしない。まち中にむかっても、遊びに行くことをしない。
御者に馬をむちうたせて、馬車を早く走らせ、平らな道に従ってひたすら進むのだ。
黒毛の四頭の馬は、その勢いすさまじく、くつわをふりあげ、あわを吹いて疾駆する。
吹き流れる風は、くびきの負担を少くし、軽ろやかな雲は、車のおおいの後ろに沸き起こりおしすすめる。
(訳注) #3
望城不過,面邑不游。
都市に入るにながめてみて、通りすぎることをしない。まち中にむかっても、遊びに行くことをしない。
○城 都市、まち。
○過 中を通る。
〇両邑 面は向う。邑はまち。
○遊 行く。「礼記」曲礼にみえる。遊覧の意に解し、ここでは過に対するものい。
僕夫警策,平路是由。
御者に馬をむちうたせて、馬車を早く走らせ、平らな道に従ってひたすら進むのだ。
○僕夫 御(馭)者をいう。『離騒』「陟陞皇之赫戯兮,忽臨睨夫舊郷僕夫悲余馬懷兮,蜷局顧而不行。」(皇の赫戲たるに陟陞し、忽ち夫の舊郷を臨睨す。 僕夫悲しみ餘が馬懷ひ、蜷局として顧みて行かず。)
「日の光の輝く皇天に上り、そこから故郷を眺め渡すと、馭者たちは悲しみ、馬は故郷を慕い、何度も振り返っては前へ進まない(赫戲:陽光の輝かしいさま、陟陞:登る、蜷局:振り返りつつ進まないさま)」
○警策 馬にむちうち早く走らせること。
○平路 平らなみち。
○由 従う。
玄駟藹藹,揚鑣漂沫。
黒毛の四頭の馬は、その勢いすさまじく、くつわをふりあげ、あわを吹いて疾駆する。
○玄駟 黒毛の四頭だての馬。一車には四頭の馬をつなぐ。
○藹藹 盛んなるさま。
○鑣 くつわ。
○漂沫 あわを吹く。漂は液体の流れること。馬が疾駆するためにあわをふくのである。
流風翼衡,輕雲承蓋。
吹き流れる風は、くびきの負担を少くし、軽ろやかな雲は、車のおおいの後ろに沸き起こりおしすすめる。
○翼衡 翼はたすける。衡は馬につけるくびき、よこぎ。
○承蓋 「軽雲承蓋」は、車は飛びかける如く疾駆して、軽やかな雲が、車蓋につらなるという意となる。
#4 涉澗之濱,綠山之隈。
時には、谷川の水辺を通り、山のいりくんだ隈を周囲をふちどるようにすすむ。
遵彼河滸,黃坂是階。
また、かの河の岸によりしたがってすすみ、黄土のおおう坂道によってすすむ。
西濟關谷,或降或升。
西のかたをめざして、関所や渓谷をわたりすぎる。その間、時には下に降りたり、時には上に登るのである。
鋋驂倦路,載寢載興。
車をひく馬は旅路につかれ、一行の人々は寝る時間も少く、辛労を重ねる。
潤の潜を捗り、山の隈を縁り。
彼の河の滸に遵い、黃坂に是れ階る。
西のかた關と谷を濟り,或いは降り、或いは升る。
鋋驂 路に倦み,載び寢ね載び興く。
『應詔詩』 現代語訳と訳註
(本文) #4
涉澗之濱,綠山之隈。遵彼河滸,黃坂是階。
西濟關谷,或降或升。鋋驂倦路,載寢載興。
(下し文) #4
潤の潜を捗り、山の隈を縁り。
彼の河の滸に遵い、黃坂に是れ階る。
西のかた關と谷を濟り,或いは降り、或いは升る。
鋋驂 路に倦み,載び寢ね載び興く。
(現代語訳)
時には、谷川の水辺を通り、山のいりくんだ隈を周囲をふちどるようにすすむ。
また、かの河の岸によりしたがってすすみ、黄土のおおう坂道によってすすむ。
西のかたをめざして、関所や渓谷をわたりすぎる。その間、時には下に降りたり、時には上に登るのである。
車をひく馬は旅路につかれ、一行の人々は寝る時間も少く、辛労を重ねる。
(訳注) #4
涉澗之濱,綠山之隈。
時には、谷川の水辺を通り、山のいりくんだ隈を周囲をふちどるようにすすむ。
○渉 接触して近よること。かちわたる意にも解せる。
○澗 山の谷川。
○浜 岸、水辺。
○縁 周囲をふちどるようにすすむこと。
○隈 屈曲したところ。入りくんだところ。
遵彼河滸,黃坂是階。
また、かの河の岸によりしたがってすすみ、黄土のおおう坂道によってすすむ。
○遵 したがって、通る。遵行する。
○彼河滸 彼は軽くそわった助辞。河は黄河又はその支流。滸は岸、水辺。『詩経、王風、葛藟』に「河の清に滸り」とみえる。
○黄坂 黄土のおおう坂。
○是 話中の助辞で、目的語と動詞を倒置する時、その間に入れられる。
○階 因る。
西濟關谷,或降或升。
西のかたをめざして、関所や渓谷をわたりすぎる。その間、時には下に降りたり、時には上に登るのである。
○済 水を渡ること。一本は臍(のぼる)に作る。
○関谷 関谷は固有名詞ではない。関は境界の大切な道に設けられた関所で、谷は山谷の意。洛陽の西方の関所と、南方の伊関(竜門山ともいう)の渓谷、洛陽の東方にあたる古兗州の鄄城より来た曹植の道程としてはありえない。
鋋驂倦路,載寢載興。
車をひく馬は旅路につかれ、一行の人々は寝る時間も少く、辛労を重ねる。
○鋋驂 鋋も驂も、四頭立ての左右の外側につないだ馬、中央の二頭を服という。「詩経」鄭風、大叔子田に、「両驂雁行す」とみえ、韓諸説に「両驂は左右の鋋驂なり」という。
○載寢載興 おそくねては早く起き、早く起きてはおそくねる意で、旅程をいそぎ辛労するさまをいったものであろう。
應詔詩
肅承明詔,應會皇都。
つつしんで天子の詔命を拝し、都に上って入朝しょうとした。
星陳夙駕,秣馬脂車。
朝まだき星を見ながら、馬車を陳ねて、馬には秣をやり、車には脂をさすなどして準備する。
命彼掌徒,肅我征旅。
わたしは供頭に命じて旅の用意に手落ちなきよう戒めた。
朝發鸞台,夕宿蘭渚。
朝に鸞がすんでいる高い台を発し、夕には蘭の花さく渚に宿する。
#2
芒芒原隰,祁祁士女。
はるかに平原が広がる、そこには農蚕にいそしむ多くの若い男女のすがたがある。
經彼公田,樂我稷黍。
帝王の徳に溢れているため、よく手入れされた公田を通りすぎ、成育する黍や稷を楽しげに見る。
爰有樛木,重陰匪息。
枝がからみあって下垂している木があり、木かげを作ってはいるが、休息しない。
雖有餱糧,飢不遑食。
また乾かした携帯食をもってはいるが、食べて飢をいやす暇はなく、ひたすら旅をいそぐのみなのだ。
#3
望城不過,面邑不游。
都市に入るにながめてみて、通りすぎることをしない。まち中にむかっても、遊びに行くことをしない。
僕夫警策,平路是由。
御者に馬をむちうたせて、馬車を早く走らせ、平らな道に従ってひたすら進むのだ。
玄駟藹藹,揚鑣漂沫。
黒毛の四頭の馬は、その勢いすさまじく、くつわをふりあげ、あわを吹いて疾駆する。
流風翼衡,輕雲承蓋。
くびきの負担を少くし、軽ろやかな雲は、車のおおいの後ろに沸き起こりおしすすめる。
#4 涉澗之濱,綠山之隈。
時には、谷川の水辺を通り、山のいりくんだ隈を周囲をふちどるようにすすむ。
遵彼河滸,黃坂是階。
また、かの河の岸によりしたがってすすみ、黄土のおおう坂道によってすすむ。
西濟關谷,或降或升。
西のかたをめざして、関所や渓谷をわたりすぎる。その間、時には下に降りたり、時には上に登るのである。
鋋驂倦路,載寢載興。
車をひく馬は旅路につかれ、一行の人々は寝る時間も少く、辛労を重ねる。
#5
將朝聖皇,匪敢晏寧。
これから聖皇帝にお目見得しょうとしている身である。どうして安閑としておられようものか。
珥節長騖,指日遄征。
時には、車をとどめて休息することもあるが、また遙かな道をはせて行く。太陽をゆびさしては、急ぎすすむのである。
前驅舉燧,后乘抗旌。
進行列のさきがけ役は、たいまつをかかげて道をてらし、進行のしんがり役は、はねのついた旗で進行のさしずをする。
輪不輟運,鸞無廢聲。
#5
車輪はたえず回転し、車の鈴はなりつづける。
#5
將に聖皇に朝せんとし,敢えて晏寧【あんねい】に匪ず。
節を珥め 長く騖【は】せ,日を指して遄【すみや】かに征く。
前驅 燧【すい】を舉げ,后乘【こうじょう】旌【しょう】を抗【あ】ぐ。
輪は運【め】ぐる輟【や】めず,鸞は聲を廢【や】むる無し。
『應詔詩』 現代語訳と訳註
(本文) #5
將朝聖皇,匪敢晏寧。珥節長騖,指日遄征。
前驅舉燧,后乘抗旌。輪不輟運,鸞無廢聲。
(下し文) #5
將に聖皇に朝せんとし,敢えて晏寧【あんねい】に匪ず。
節を珥め 長く騖【は】せ,日を指して遄【すみや】かに征く。
前驅 燧【すい】を舉げ,后乘【こうじょう】旌【しょう】を抗【あ】ぐ。
輪は運【め】ぐる輟【や】めず,鸞は聲を廢【や】むる無し。
(現代語訳) #5
これから聖皇帝にお目見得しょうとしている身である。どうして安閑としておられようものか。
時には、車をとどめて休息することもあるが、また遙かな道をはせて行く。太陽をゆびさしては、急ぎすすむのである。
進行列のさきがけ役は、たいまつをかかげて道をてらし、進行のしんがり役は、はねのついた旗で進行のさしずをする。
車輪はたえず回転し、車の鈴はなりつづける。
(訳注) #5
將朝聖皇,匪敢晏寧。
これから聖皇帝にお目見得しょうとしている身である。どうして安閑としておられようものか。
○朝聖皇 ひじりの君にお目見えする。
○匪敢 不敢に同じ。無理に~しない・決して~しない。敬は謙辞としても、しばしば用いられる。
○晏寧 安閑とする。
珥節長騖,指日遄征。
時には、車をとどめて休息することもあるが、また遙かな道をはせて行く。太陽をゆびさしては、急ぎすすむのである。
○珥節長騖 ①時には車をとどめて休息し、また、はるかな道をはせて行く、②馬の手綱をとりつつ速い道のりをはせる。
○指日 日を天子または都のたとえとして用いたと考えたい。また時間の推移をあらわすものと考えることも可能だ。
○遄征 遄はすみやか。征は行く。
前驅舉燧,后乘抗旌。
進行列のさきがけ役は、たいまつをかかげて道をてらし、進行のしんがり役は、はねのついた旗で進行のさしずをする。
○前駆 さきがけ、つゆはらい役。『詩経、衛風、伯兮』「伯兮朅兮、邦之桀兮。 伯也執殳、為王前驅。」(伯や朅なり、邦の桀なり。 伯也殳、伯や殳を執り、王の為に前駆す)。
○燧 のろし、たいまつ。挙燈は夜の道中に、火をかかげで行くことをいう。
○后乘 しんがり。前駆に対するもの。
○抗旌 はたをあげる。旌は旗の一種、さいた鳥の羽をはた竿の先につけたもので、士卒を進めるもの。
輪不輟運,鸞無廢聲。
車輪はたえず回転し、車の鈴はなりつづける。
〇輟運 回転をやめる。
○鸞 鈴のこと。馬のくつわにつき、鸞鳥のような声を出すとも、車のくびきにつき、鸞鳥が口に含むともいう。
應詔詩
肅承明詔,應會皇都。
つつしんで天子の詔命を拝し、都に上って入朝しょうとした。
星陳夙駕,秣馬脂車。
朝まだき星を見ながら、馬車を陳ねて、馬には秣をやり、車には脂をさすなどして準備する。
命彼掌徒,肅我征旅。
わたしは供頭に命じて旅の用意に手落ちなきよう戒めた。
朝發鸞台,夕宿蘭渚。
朝に鸞がすんでいる高い台を発し、夕には蘭の花さく渚に宿する。
#2
芒芒原隰,祁祁士女。
はるかに平原が広がる、そこには農蚕にいそしむ多くの若い男女のすがたがある。
經彼公田,樂我稷黍。
帝王の徳に溢れているため、よく手入れされた公田を通りすぎ、成育する黍や稷を楽しげに見る。
爰有樛木,重陰匪息。
枝がからみあって下垂している木があり、木かげを作ってはいるが、休息しない。
雖有餱糧,飢不遑食。
また乾かした携帯食をもってはいるが、食べて飢をいやす暇はなく、ひたすら旅をいそぐのみなのだ。
#3
望城不過,面邑不游。
都市に入るにながめてみて、通りすぎることをしない。まち中にむかっても、遊びに行くことをしない。
僕夫警策,平路是由。
御者に馬をむちうたせて、馬車を早く走らせ、平らな道に従ってひたすら進むのだ。
玄駟藹藹,揚鑣漂沫。
黒毛の四頭の馬は、その勢いすさまじく、くつわをふりあげ、あわを吹いて疾駆する。
流風翼衡,輕雲承蓋。
くびきの負担を少くし、軽ろやかな雲は、車のおおいの後ろに沸き起こりおしすすめる。
#4 涉澗之濱,綠山之隈。
時には、谷川の水辺を通り、山のいりくんだ隈を周囲をふちどるようにすすむ。
遵彼河滸,黃坂是階。
また、かの河の岸によりしたがってすすみ、黄土のおおう坂道によってすすむ。
西濟關谷,或降或升。
西のかたをめざして、関所や渓谷をわたりすぎる。その間、時には下に降りたり、時には上に登るのである。
鋋驂倦路,載寢載興。
車をひく馬は旅路につかれ、一行の人々は寝る時間も少く、辛労を重ねる。
#5
將朝聖皇,匪敢晏寧。
これから聖皇帝にお目見得しょうとしている身である。どうして安閑としておられようものか。
珥節長騖,指日遄征。
時には、車をとどめて休息することもあるが、また遙かな道をはせて行く。太陽をゆびさしては、急ぎすすむのである。
前驅舉燧,后乘抗旌。
進行列のさきがけ役は、たいまつをかかげて道をてらし、進行のしんがり役は、はねのついた旗で進行のさしずをする。
輪不輟運,鸞無廢聲。
車輪はたえず回転し、車の鈴はなりつづける。
#6
爰暨帝室,稅此西墉。
天子の宮廷のあるところにようやく到着し、そこの西の館に宿をしたのである。
嘉詔未賜,朝覲莫從。
しかし、御目通りの詔を賜らないのであり、朝廷にお目見得するてだてもないのである。
仰瞻城閾,俯惟闕庭。
仕方なく、城内の門のしきみを、むなしく仰ぎみたり、こうべをたれて、皇居の庭の方へと、くさぐさの思いをはせるしかないのである。
長懷永慕,憂心如酲。
いついつまでも、君をなつかしみ、慕わしく思い、憂慮する心は、さながら悪酔いに沈んでいるかのようである。
#6
爰【ここ】に帝室に暨【いた】り,此の西墉【せいじょう】に稅【やど】る。
嘉詔【かしょう】未だ賜らざれば,朝覲【ちょうぎん】從【よし】莫し。
仰ぎて城閾【じょういき】を瞻て,俯して闕庭【けつてい】を惟う。
長く懷【なつか】しみ永く慕う,憂心 酲【てい】の如し。
『應詔詩』 現代語訳と訳註
(本文) #6
爰暨帝室,稅此西墉。嘉詔未賜,朝覲莫從。
仰瞻城閾,俯惟闕庭。長懷永慕,憂心如酲。
(下し文) #6
爰【ここ】に帝室に暨【いた】り,此の西墉【せいじょう】に稅【やど】る。
嘉詔【かしょう】未だ賜らざれば,朝覲【ちょうぎん】從【よし】莫し。
仰ぎて城閾【じょういき】を瞻て,俯して闕庭【けつてい】を惟う。
長く懷【なつか】しみ永く慕う,憂心 酲【てい】の如し。
(現代語訳)
天子の宮廷のあるところにようやく到着し、そこの西の館に宿をしたのである。
しかし、御目通りの詔を賜らないのであり、朝廷にお目見得するてだてもないのである。
仕方なく、城内の門のしきみを、むなしく仰ぎみたり、こうべをたれて、皇居の庭の方へと、くさぐさの思いをはせるしかないのである。
いついつまでも、君をなつかしみ、慕わしく思い、憂慮する心は、さながら悪酔いに沈んでいるかのようである。
(訳注) #6
○この段はようやく皇居についたものの、お目見得できぬ遣り切れなさを歌ったもの。
爰暨帝室,稅此西墉。
天子の宮廷のあるところにようやく到着し、そこの西の館に宿をしたのである。
○爰 発語。語頭の助辞で、かるくそわった言葉。「詩経」によく用いられる。
○暨 いたる、望。
○帝室 天子のおられる所。
○税 やどる。
○西墉 西館をさす。墉とは城壁をいう。
嘉詔未賜,朝覲莫從。
しかし、御目通りの詔を賜らないのであり、朝廷にお目見得するてだてもないのである。
○朝覲 天子にお目通りすること。覲は兄の意。
○従 由に同じ。てだて、すべ。
仰瞻城閾,俯惟闕庭。
仕方なく、城内の門のしきみを、むなしく仰ぎみたり、こうべをたれて、皇居の庭の方へと、くさぐさの思いをはせるしかないのである。
〇仰 あおぎみる。
○城閾 宮城の門のしきみ。門戸の内外の区ぎりをするため、しく横木を閾という。
○惟 色色思案すること。
○闕庭 宮門内の庭、闕は宮門。
長懷永慕,憂心如酲。
いついつまでも、君をなつかしみ、慕わしく思い、憂慮する心は、さながら悪酔いに沈んでいるかのようである。
○懐 思いしたうこと。
○憂心如醍 憂慮して、心が悪酔のように茫然としていること。酲は二日酔とも、酒の酔のさめない状態ともいう。
應詔詩
肅承明詔,應會皇都。星陳夙駕,秣馬脂車。
命彼掌徒,肅我征旅。朝發鸞台,夕宿蘭渚。
#2
芒芒原隰,祁祁士女。經彼公田,樂我稷黍。
爰有樛木,重陰匪息。雖有餱糧,飢不遑食。
#3
望城不過,面邑不游。僕夫警策,平路是由。
玄駟藹藹,揚鑣漂沫。流風翼衡,輕雲承蓋。
#4
涉澗之濱,綠山之隈。遵彼河滸,黃坂是階。
西濟關谷,或降或升。鋋驂倦路,載寢載興。
#5
將朝聖皇,匪敢晏寧。珥節長騖,指日遄征。
前驅舉燧,后乘抗旌。輪不輟運,鸞無廢聲。
#6
爰暨帝室,稅此西墉。嘉詔未賜,朝覲莫從。
仰瞻城閾,俯惟闕庭。長懷永慕,憂心如酲。
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