266 《華山女》 韓愈 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3656
- 2014/01/26
- 00:21
266 《華山女》 韓愈 | kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3656 |
華山女は長詩なので、四段に分けた。
華山女
街東街西講佛經,撞鐘吹螺鬧宮庭。
廣張罪福資誘脅,聽眾狎恰排浮萍。
黃衣道士亦講說,座下寥落如明星。』
#2
華山女兒家奉道,欲驅異教歸仙靈。
洗妝拭面著冠帔,白咽紅頰長眉青。
遂來升座演真訣,觀門不許人開扃。
不知誰人暗相報,訇然振動如雷霆。」
#3
掃除眾寺人跡絕,驊騮塞路連輜輧。
觀中人滿坐觀外,後至無地無由聽。
抽簪脫釧解環佩,堆金疊玉光青熒。
天門貴人傳詔召,六宮願識師顏形。
玉皇頷首許歸去,乘龍駕鶴來青冥。』
#4
豪家少年豈知道,來繞百匝腳不停。
雲窗霧閣事恍惚,重重翠幕深金屏。
仙梯難攀俗緣重,浪憑青鳥通丁寧。』
華山女
街東街西講佛經,撞鐘吹螺鬧宮庭。
長安の街東街西のいたるところで仏教の「説経講談」をしている。鐘を撞きほら貝を吹いて宮廷までも大さわぎをしているのである。
廣張罪福資誘脅,聽眾狎恰排浮萍。
功罪と幸福と不幸、天国と地獄を大げさに誇張し脅して勧誘の助けとし、聴く人は烏合の衆と化し、ただよう浮草を押し退けあうような状態である。
黃衣道士亦講說,座下寥落如明星。』
一方、黄衣をつけた道士も同様に講議説教はしているが、講壇の下は夜明けの星のようにまばらな状態である。
(華山女)
街東街西 仏経を講じ、鐘を撞き螺を吹いて宮庭を鬧【さわ】がす。
広く罪福【ざいふく】を張って誘脅【ゆうきょう】を資【たす】け、聴衆 狎恰【こうこう】して浮萍【ふひょう】を排す。
黃衣【こうい】の道士も亦講説すれど、座下は寥落【りょうらく】として明星の如し。
『華山女』 現代語訳と訳註
(本文)
#1
街東街西講佛經,撞鐘吹螺鬧宮庭。
廣張罪福資誘脅,聽眾狎恰排浮萍。
黃衣道士亦講說,座下寥落如明星。』
(下し文) (華山女)
街東街西 仏経を講じ、鐘を撞き螺を吹いて宮庭を鬧【さわ】がす。
広く罪福【ざいふく】を張って誘脅【ゆうきょう】を資【たす】け、聴衆 狎恰【こうこう】して浮萍【ふひょう】を排す。
黃衣【こうい】の道士も亦講説すれど、座下は寥落【りょうらく】として明星の如し。
(現代語訳)
長安の街東街西のいたるところで仏教の「説経講談」をしている。鐘を撞きほら貝を吹いて宮廷までも大さわぎをしているのである。
功罪と幸福と不幸、天国と地獄を大げさに誇張し脅して勧誘の助けとし、聴く人は烏合の衆と化し、ただよう浮草を押し退けあうような状態である。
一方、黄衣をつけた道士も同様に講議説教はしているが、講壇の下は夜明けの星のようにまばらな状態である。
(訳注)
華山女
(現在の陝西省華陰県にある山)に住む少女が、女道士となって、大変人気があったが、彼の女を取
りまく信者たちの熱狂ぶりや、彼の女に妙な興味をいだく好き者たちの行動をえがいて、その愚かさを諷刺した。
華山 中国陝西省華陰市にある険しい山。道教の修道院があり、中国五名山、五岳の一つで、西岳と称されている。最高峰となる南峰の標高は2,160m。花崗岩の岩場を削って、無数の石段が作られており、一部には断崖絶壁の上に作られた20cmほどしかない足場や桟道を通って行かねばならない場所があり、宗教聖地として、格段の険しい山として知られる。
街東街西講佛經,撞鐘吹螺鬧宮庭。
長安の街東街西のいたるところで仏教の「説経講談」をしている。鐘を撞きほら貝を吹いて宮廷までも大さわぎをしているのである。
・街東得西 唐代の長安の市街は、中央を南北につらぬく朱雀門街で二つの区域に分かたれ、朱雀門街より東を街東と略称し、万年県の管轄、朱雀門律より西を街西と略称し、長安県の管轄とされていた。わ
・講仏経 お経を講釈している。当時、僧侶が仏教説話をおもしろく節をつけて語る説経講談のような語りもの「俗講」が寺院で行われており、この「講仏経」は、そのことをいったものとされる。最近、「俗講」は、中国における寄席演芸の超原として注目され、その講釈のテキスト「変文」も、甘粛省敦煌で発見された古文書の中から幾篇か見つけ出され、研究が盛んに行われている。
・螺 ほら貝。
・鬧 さわがせる。音楽がさわがしいのである。
廣張罪福資誘脅,聽眾狎恰排浮萍。
功罪と幸福と不幸、天国と地獄を大げさに誇張し脅して勧誘の助けとし、聴く人は烏合の衆と化し、ただよう浮草を押し退けあうような状態である。
・広張 大きく誇張する。
・資誘脅 脅して誘い合わさせる手助けの種とする。
・狎恰 おしあいへしあいするさま。
・排浮萍 ただよっているうきくさがおしのけあっている。聴衆のもみあっている比喩である。この最初の四句は、当「俗講」が非常に流行していたことを示すものとされる。『資治通鑑宝暦二年六月己卯の条』に、文淑という僧の「俗講」に、敬宗皇帝(李湛)が見物に行ったとされている。
黃衣道士亦講說,座下寥落如明星。』
一方、黄衣をつけた道士も同様に講議説教はしているが、講壇の下は夜明けの星のようにまばらな状態である。
・黃衣道士 黄いろい衣をきた遭士。遺士は、道教の宣教師で、有髪で冠をかぶっている。その衣は、色が定まっていて、黄もそのうちのlつであった。
・座下 道士の説教の座の下。
・蓼落 まばらなさま。道教が衰退すること。
・明星 あけがたの星のようにまばらである。明星は、ふつう金星をいうのであるが、ここは、暁星、と同じく、明け方の星をいうのであろう。華星は夜明けの金星。
以上このl段は、仏教の盛況と、道教の衰微をい
うものである。道教は玄宗の開元、天宝の45年年間隆盛を極めた。
謝靈運『燕歌行』「對君不樂淚沾纓,闢窗開幌弄秦箏,調絃促柱多哀聲,遙夜明月鑒帷屏,誰知河漢淺且清,展轉思服悲明星。」
燕歌行 謝霊運(康楽) 詩<79-#2>
http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67667593.html
李商隠 『嫦娥』 紀頌之の漢詩ブログ李商隠特集約130首 詩の背景1.道教 2.芸妓 3.嫦娥と李商隠
『嫦娥』「雲母屏風燭影深、長河漸落暁星沈。」・暁星 暁の明星
http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10-rihakujoseishi/archives/3938925.html
無題 (含情春晼晩) 李商隠「歸去横塘暁、華星送寶鞍。」○華星 暁の明星
この頃のアイドルは巫女、道女、妓女である。韓愈は、道教が仏教と共にきらいであって、道教を排斥した詩には、このほか、「謝自然詩」「誰氏子」などがある。当時の道教が、新興宗教的要素を持っていたことが分かる。
仏教を風刺したものとして・『送靈師』『題木居士二首其一 』 『題木居士二首其二』
かなり長いので、四段に分けた。
華山女
街東街西講佛經,撞鐘吹螺鬧宮庭。
長安の街東街西のいたるところで仏教の「説経講談」をしている。鐘を撞きほら貝を吹いて宮廷までも大さわぎをしているのである。
廣張罪福資誘脅,聽眾狎恰排浮萍。
功罪と幸福と不幸、天国と地獄を大げさに誇張し脅して勧誘の助けとし、聴く人は烏合の衆と化し、ただよう浮草を押し退けあうような状態である。
黃衣道士亦講說,座下寥落如明星。』
一方、黄衣をつけた道士も同様に講議説教はしているが、講壇の下は夜明けの星のようにまばらな状態である。
#2
華山女兒家奉道,欲驅異教歸仙靈。
華山の少女は家庭が道教を信奉している、異教を追い払い神仙の靈に帰依させたいと思っている。
洗妝拭面著冠帔,白咽紅頰長眉青。
少女は化粧を落とし、顔を清めて冠と上にはおりを着るのである、そして白いのど、赤いほお、長い眉は長く伸ばしてひいている。
遂來升座演真訣,觀門不許人開扃。
こうしてやって来て講壇に上がり、道教の奥儀を説くのである。そもそも道観の門は他人がとびらを開けてはいることを許さないのである。
不知誰人暗相報,訇然振動如雷霆。」
そうしてるうちに誰が互いにそっと知らせあったのだろう、わっとはげしい雷のように地響きをならして集まって来るのである。
#3
掃除眾寺人跡絕,驊騮塞路連輜輧。
觀中人滿坐觀外,後至無地無由聽。
抽簪脫釧解環佩,堆金疊玉光青熒。
天門貴人傳詔召,六宮願識師顏形。
玉皇頷首許歸去,乘龍駕鶴來青冥。』
#4
豪家少年豈知道,來繞百匝腳不停。
雲窗霧閣事恍惚,重重翠幕深金屏。
仙梯難攀俗緣重,浪憑青鳥通丁寧。』
華山女
街東街西講佛經,撞鐘吹螺鬧宮庭。
廣張罪福資誘脅,聽眾狎恰排浮萍。
黃衣道士亦講說,座下寥落如明星。』
(華山女)
街東街西 仏経を講じ、鐘を撞き螺を吹いて宮庭を鬧【さわ】がす。
広く罪福【ざいふく】を張って誘脅【ゆうきょう】を資【たす】け、聴衆 狎恰【こうこう】して浮萍【ふひょう】を排す。
黃衣【こうい】の道士も亦講説すれど、座下は寥落【りょうらく】として明星の如し。
#2
華山の女兒【じょじ】家道を奉じ,異教を驅って仙靈【せんれい】に歸せしめんと欲す。
妝を洗い面を拭って冠帔【かんぴ】を著け,白咽【はくいん】紅頰【こうきょう】長眉【ちょうび】青し。
遂に來って座に升りて真訣【しんけつ】を演【の】べ,觀門許さず人の扃【とびら】を開くことを。
知らず誰人か暗【ひそ】かに相い報ぜじ,訇然【こぜん】として振動して雷霆【らいてい】の如し。」
『華山女』 現代語訳と訳註
(本文) #2
華山女兒家奉道,欲驅異教歸仙靈。
洗妝拭面著冠帔,白咽紅頰長眉青。
遂來升座演真訣,觀門不許人開扃。
不知誰人暗相報,訇然振動如雷霆。」
(下し文)
#2
華山の女兒【じょじ】家道を奉じ,異教を驅って仙靈【せんれい】に歸せしめんと欲す。
妝を洗い面を拭って冠帔【かんぴ】を著け,白咽【はくいん】紅頰【こうきょう】長眉【ちょうび】青し。
遂に來って座に升りて真訣【しんけつ】を演【の】べ,觀門許さず人の扃【とびら】を開くことを。
知らず誰人か暗【ひそ】かに相い報ぜじ,訇然【こぜん】として振動して雷霆【らいてい】の如し。」
(現代語訳)
華山の少女は家庭が道教を信奉している、異教を追い払い神仙の靈に帰依させたいと思っている。
少女は化粧を落とし、顔を清めて冠と上にはおりを着るのである、そして白いのど、赤いほお、長い眉は長く伸ばしてひいている。
こうしてやって来て講壇に上がり、道教の奥儀を説くのである。そもそも道観の門は他人がとびらを開けてはいることを許さないのである。
そうしてるうちに誰が互いにそっと知らせあったのだろう、わっとはげしい雷のように地響きをならして集まって来るのである。
(訳注) #2
華山女兒家奉道,欲驅異教歸仙靈。
華山の少女は家庭が道教を信奉している、異教を追い払い神仙の靈に帰依させたいと思っている。
・華山女児 華山は、陝西省華陰県にある名山、芸の西岳。道教の修行をするものがよくこもる山で、りっぱな墓の寺観もあった。この少女が華山から出たというのも、華山にそういう神秘的な陰影があるからである。
以下この一段、華山の少女が、突然女道士として評判が高くなり、宮中にまで召されるようになったことをいう
・家奉道 家庭が道教を信奉していた。
・異教 仏教の事。
・仙霊神仙。神仙の思想と老子にはじまる道家の思想とは、がんらい別のものであったが、道教になって結びつき、神仙は、道教の修行者たちの目標となった。
洗妝拭面著冠帔,白咽紅頰長眉青。
少女は化粧を落とし、顔を清めて冠と上にはおりを着るのである、そして白いのど、赤いほお、長い眉は長く伸ばしてひいている。
・洗粧 化粧を洗いおとす。
・拭面 かおをふきとる。化粧を取るのである。
・冠帔 女道士は、冠をつける。帔は、肩にかける短い着物。はおりの類。
・白咽 咽は、のど。
・長眉青 青は、ここでは黒と同じょうに用いられる。眉の長いのは、美人とされる。
遂來升座演真訣,觀門不許人開扃。
こうしてやって来て講壇に上がり、道教の奥儀を説くのである。そもそも道観の門は他人がとびらを開けてはいることを許さないのである。
・升座 座は、講壇。
・演 説明する。講演・演説の演である。
・真訣 道教の秘訣。兵は、道家に於ける理想で、道を体得した完全な状態をいう。訣は、道教において奥儀の意。
・観門 観は、道教の寺院。
・開扃 扃は、かんぬき、又は、とびら。ここは、とびらであろう。
不知誰人暗相報,訇然振動如雷霆。」
そうしてるうちに誰が互いにそっと知らせあったのだろう、わっとはげしい雷のように地響きをならして集まって来るのである。
・暗 人知れず。わからないように。
・訇然 大きな声の形容。
・雷霆、はげしい雷。
この頃のアイドルは巫女、道女、妓女である。韓愈は、道教が仏教と共にきらいであって、道教を排斥した詩には、このほか、「謝自然詩」「誰氏子」などがある。当時の道教が、新興宗教的要素を持っていたことが分かる。
仏教を風刺したものとして・『送靈師』『題木居士二首其一 』 『題木居士二首其二』
かなり長いので、四段に分けた。
華山女
街東街西講佛經,撞鐘吹螺鬧宮庭。
長安の街東街西のいたるところで仏教の「説経講談」をしている。鐘を撞きほら貝を吹いて宮廷までも大さわぎをしているのである。
廣張罪福資誘脅,聽眾狎恰排浮萍。
功罪と幸福と不幸、天国と地獄を大げさに誇張し脅して勧誘の助けとし、聴く人は烏合の衆と化し、ただよう浮草を押し退けあうような状態である。
黃衣道士亦講說,座下寥落如明星。』
一方、黄衣をつけた道士も同様に講議説教はしているが、講壇の下は夜明けの星のようにまばらな状態である。
#2
華山女兒家奉道,欲驅異教歸仙靈。
華山の少女は家庭が道教を信奉している、異教を追い払い神仙の靈に帰依させたいと思っている。
洗妝拭面著冠帔,白咽紅頰長眉青。
少女は化粧を落とし、顔を清めて冠と上にはおりを着るのである、そして白いのど、赤いほお、長い眉は長く伸ばしてひいている。
遂來升座演真訣,觀門不許人開扃。
こうしてやって来て講壇に上がり、道教の奥儀を説くのである。そもそも道観の門は他人がとびらを開けてはいることを許さないのである。
不知誰人暗相報,訇然振動如雷霆。」
そうしてるうちに誰が互いにそっと知らせあったのだろう、わっとはげしい雷のように地響きをならして集まって来るのである。
#3
掃除眾寺人跡絕,驊騮塞路連輜輧。
寺観はきれいに掃除し、はらい清められて人の足あともなくされる、こちらには駿馬が路をふさぐほどいっぱいになり、婦人の乗るほろ車が連なっているのだ。
觀中人滿坐觀外,後至無地無由聽。
道観の中には人がいっぱいにあふれて寺観の外にまで腰を下ろしているのだ、遅れてやって来たものは居場所がなく聴く方法さえないというほどだ。
抽簪脫釧解環佩,堆金疊玉光青熒。
カンザシを抜き腕輪をはずし佩玉を解いて寄進を済ませるのだ、金を積む上げ、玉がかさねているものはきらきらと光りかがやいている。
天門貴人傳詔召,六宮願識師顏形。
「天門貴人」といわれる宦官が詔を伝えおぼしめされる、それにつづいて後宮の女官たちは女道士さまのおかおが見たいものと願いでる。
玉皇頷首許歸去,乘龍駕鶴來青冥。』
玉皇さまはうなずいて帰り行くことをお許しになり、女道士は龍の乗り鶴に車を引かせて青ぞらを渡って帰って行くのである。
#4
豪家少年豈知道,來繞百匝腳不停。
雲窗霧閣事恍惚,重重翠幕深金屏。
仙梯難攀俗緣重,浪憑青鳥通丁寧。』
(華山女)
街東街西 仏経を講じ、鐘を撞き螺を吹いて宮庭を鬧【さわ】がす。
広く罪福【ざいふく】を張って誘脅【ゆうきょう】を資【たす】け、聴衆 狎恰【こうこう】して浮萍【ふひょう】を排す。
黃衣【こうい】の道士も亦講説すれど、座下は寥落【りょうらく】として明星の如し。
#2
華山の女兒【じょじ】家道を奉じ,異教を驅って仙靈【せんれい】に歸せしめんと欲す。
妝を洗い面を拭って冠帔【かんぴ】を著け,白咽【はくいん】紅頰【こうきょう】長眉【ちょうび】青し。
遂に來って座に升りて真訣【しんけつ】を演【の】べ,觀門許さず人の扃【とびら】を開くことを。
知らず誰人か暗【ひそ】かに相い報ぜじ,訇然【こぜん】として振動して雷霆【らいてい】の如し。」
#3
眾寺を掃除して人跡絕え,驊騮【かりゅう】路に塞りて輜輧【しへい】に連なる。
觀中人滿ちて觀外に坐し,後れて至るは地無く聽くに由無し。
簪を抽【ぬ】きて釧【せん】を脫し環佩【かんぽい】を解く,金を堆【つ】み玉を疊んで光り青熒【せいけい】たり。
天門の貴人 詔を傳えて召し,六宮 師の顏形を識らんことを願う。
玉皇 首を頷いて歸り去らんことを許し,龍に乘りて鶴に駕して青冥に來たる。』
『華山女』 現代語訳と訳註
(本文) #3
掃除眾寺人跡絕,驊騮塞路連輜輧。
觀中人滿坐觀外,後至無地無由聽。
抽簪脫釧解環佩,堆金疊玉光青熒。
天門貴人傳詔召,六宮願識師顏形。
玉皇頷首許歸去,乘龍駕鶴來青冥。』
(下し文) #3
眾寺を掃除して人跡絕え,驊騮【かりゅう】路に塞りて輜輧【しへい】に連なる。
觀中人滿ちて觀外に坐し,後れて至るは地無く聽くに由無し。
簪を抽【ぬ】きて釧【せん】を脫し環佩【かんぽい】を解く,金を堆【つ】み玉を疊んで光り青熒【せいけい】たり。
天門の貴人 詔を傳えて召し,六宮 師の顏形を識らんことを願う。
玉皇 首を頷いて歸り去らんことを許し,龍に乘りて鶴に駕して青冥に來たる。』
(現代語訳)
寺観はきれいに掃除し、はらい清められて人の足あともなくされる、こちらには駿馬が路をふさぐほどいっぱいになり、婦人の乗るほろ車が連なっているのだ。
道観の中には人がいっぱいにあふれて寺観の外にまで腰を下ろしているのだ、遅れてやって来たものは居場所がなく聴く方法さえないというほどだ。
カンザシを抜き腕輪をはずし佩玉を解いて寄進を済ませるのだ、金を積む上げ、玉がかさねているものはきらきらと光りかがやいている。
「天門貴人」といわれる宦官が詔を伝えおぼしめされる、それにつづいて後宮の女官たちは女道士さまのおかおが見たいものと願いでる。
玉皇さまはうなずいて帰り行くことをお許しになり、女道士は龍の乗り鶴に車を引かせて青ぞらを渡って帰って行くのである。
(訳注) #3
掃除眾寺人跡絕,驊騮塞路連輜輧。
寺観はきれいに掃除し、はらい清められて人の足あともなくされる、こちらには駿馬が路をふさぐほどいっぱいになり、婦人の乗るほろ車が連なっているのだ。
・掃除 掃い除く。一掃する。
・驊騮 駿馬。がんらい周の穆王(前1002-947年在位)の世界旅行のとき、車を引かせた八匹の駿馬のうちの一匹の名。
・輜輧 ほろのある車。婦人の乗り物である。
觀中人滿坐觀外,後至無地無由聽。
道観の中には人がいっぱいにあふれて寺観の外にまで腰を下ろしているのだ、遅れてやって来たものは居場所がなく聴く方法さえないというほどだ。
・無由聴 聴く方法がない。由は、それによって目的(ここでは聴く)を達すること。
抽簪脫釧解環佩,堆金疊玉光青熒。
カンザシを抜き腕輪をはずし佩玉を解いて寄進を済ませるのだ、金を積む上げ、玉がかさねているものはきらきらと光りかがやいている。
・簪 二またのかんざし。
・釧 腕輪。
・環佩 腰にさげる玉。いくつも下げて、歩くとき、互にふれあってさやか書をたでる。男もさげるが、環佩というときは、婦のばあいが多い。ここの装身具をはずすのは、婦人の聴衆が墓に感動して、自分の装身具をはずして寄進することをいぅ。
・堆金疊玉光青熒 金をつみあげ玉をかさねきらきらと光っている。寄進された釵と釧や環佩を形容したもの。青熒は、かがやくさま。
天門貴人傳詔召,六宮願識師顏形。
「天門貴人」といわれる宦官が詔を伝えおぼしめされる、それにつづいて後宮の女官たちは女道士さまのおかおが見たいものと願いでる。
・天門貴人 宮中の宦官。天門は、天上の門から、宮中のことをいう。以下宮中のことを、神仙の世界の天上にたとえである。貴人は、女官の名にもあるが、ここでは、詔を伝えたとあるから、中貴人すなわち宦官のことである。
・六宮 天子の後宮。六棟の宮殿から成り、皇后・夫人以下官が分かれて住んでいる。長安大明宮の場合、蓬莱殿、綾綺殿、宣微殿、紫宸殿、浴堂殿、温室殿である。
・師 華山の少女の女道士。師は、僧侶・道士の尊称として用いられる。
玉皇頷首許歸去,乘龍駕鶴來青冥。』
玉皇さまはうなずいて帰り行くことをお許しになり、女道士は龍の乗り鶴に車を引かせて青ぞらをかけて帰って行くのである。
・玉皇 道教で、天上の上帝を呼ぶ名。ここでは、天子をたとえている。
・頷首 うなずく。許可を示す。
・乗竜 竜や鶴に乗り物を引かせる竜や鶴は、神仙が乗り物を引かせるのに用いる動物である。
・靑冥 青ぞらをかけて下界へ降って来る。青冥は、青くてはるかな空と、天をさす。女道士が通って来る場所をいう。
華山女
街東街西講佛經,撞鐘吹螺鬧宮庭。
長安の街東街西のいたるところで仏教の「説経講談」をしている。鐘を撞きほら貝を吹いて宮廷までも大さわぎをしているのである。
廣張罪福資誘脅,聽眾狎恰排浮萍。
功罪と幸福と不幸、天国と地獄を大げさに誇張し脅して勧誘の助けとし、聴く人は烏合の衆と化し、ただよう浮草を押し退けあうような状態である。
黃衣道士亦講說,座下寥落如明星。』
一方、黄衣をつけた道士も同様に講議説教はしているが、講壇の下は夜明けの星のようにまばらな状態である。
#2
華山女兒家奉道,欲驅異教歸仙靈。
華山の少女は家庭が道教を信奉している、異教を追い払い神仙の靈に帰依させたいと思っている。
洗妝拭面著冠帔,白咽紅頰長眉青。
少女は化粧を落とし、顔を清めて冠と上にはおりを着るのである、そして白いのど、赤いほお、長い眉は長く伸ばしてひいている。
遂來升座演真訣,觀門不許人開扃。
こうしてやって来て講壇に上がり、道教の奥儀を説くのである。そもそも道観の門は他人がとびらを開けてはいることを許さないのである。
不知誰人暗相報,訇然振動如雷霆。」
そうしてるうちに誰が互いにそっと知らせあったのだろう、わっとはげしい雷のように地響きをならして集まって来るのである。
#3
掃除眾寺人跡絕,驊騮塞路連輜輧。
寺観はきれいに掃除し、はらい清められて人の足あともなくされる、こちらには駿馬が路をふさぐほどいっぱいになり、婦人の乗るほろ車が連なっているのだ。
觀中人滿坐觀外,後至無地無由聽。
道観の中には人がいっぱいにあふれて寺観の外にまで腰を下ろしているのだ、遅れてやって来たものは居場所がなく聴く方法さえないというほどだ。
抽簪脫釧解環佩,堆金疊玉光青熒。
カンザシを抜き腕輪をはずし佩玉を解いて寄進を済ませるのだ、金を積む上げ、玉がかさねているものはきらきらと光りかがやいている。
天門貴人傳詔召,六宮願識師顏形。
「天門貴人」といわれる宦官が詔を伝えおぼしめされる、それにつづいて後宮の女官たちは女道士さまのおかおが見たいものと願いでる。
玉皇頷首許歸去,乘龍駕鶴來青冥。』
玉皇さまはうなずいて帰り行くことをお許しになり、女道士は龍の乗り鶴に車を引かせて青ぞらを渡って帰って行くのである。
#4
豪家少年豈知道,來繞百匝腳不停。
富豪の息子たち、大家の貴公子たちは道教の教えなど勉強もしていないのでわかるはずがないのに、ここへ来て百たびもまわりをめぐってまだ歩き続けている。
雲窗霧閣事恍惚,重重翠幕深金屏。
雲や霧のかくす窓や高殿の中では何事があるのかぼんやりとしてよく分からない、かわせみ色に光るとばりが重なりあい金の屏風が深く深く置かれていて秘密のベールに包まれる。
仙梯難攀俗緣重,浪憑青鳥通丁寧。』
神仙へのはしごがよじのぼりにくいのは俗世間との縁が深いためだということだ、だから、あてもないのに思いを繋ぐ青鳥を使いとしてはねんごろな心持ちを通じたいと思っているのである。
(華山女)
街東街西 仏経を講じ、鐘を撞き螺を吹いて宮庭を鬧【さわ】がす。
広く罪福【ざいふく】を張って誘脅【ゆうきょう】を資【たす】け、聴衆 狎恰【こうこう】して浮萍【ふひょう】を排す。
黃衣【こうい】の道士も亦講説すれど、座下は寥落【りょうらく】として明星の如し。
#2
華山の女兒【じょじ】家道を奉じ,異教を驅って仙靈【せんれい】に歸せしめんと欲す。
妝を洗い面を拭って冠帔【かんぴ】を著け,白咽【はくいん】紅頰【こうきょう】長眉【ちょうび】青し。
遂に來って座に升りて真訣【しんけつ】を演【の】べ,觀門許さず人の扃【とびら】を開くことを。
知らず誰人か暗【ひそ】かに相い報ぜじ,訇然【こぜん】として振動して雷霆【らいてい】の如し。」
#3
眾寺を掃除して人跡絕え,驊騮【かりゅう】路に塞りて輜輧【しへい】に連なる。
觀中人滿ちて觀外に坐し,後れて至るは地無く聽くに由無し。
簪を抽【ぬ】きて釧【せん】を脫し環佩【かんぽい】を解く,金を堆【つ】み玉を疊んで光り青熒【せいけい】たり。
天門の貴人 詔を傳えて召し,六宮 師の顏形を識らんことを願う。
玉皇 首を頷いて歸り去らんことを許し,龍に乘りて鶴に駕して青冥に來たる。』
#4
豪家の少年豈に道を知らんや,來たって繞ぐること百匝【ひゃくそう】して腳【あし】停どまらず。
雲窗【うんそう】霧閣【むかく】事恍惚たり,重重たる翠幕【すいばく】深き金屏【こんべい】。
仙梯【せんてい】攀【よ】じ難くして俗緣【ぞくえん】重く,浪【みだ】りに青鳥に憑【よ】って丁寧【ていねい】を通ず。』
『華山女』 現代語訳と訳註
(本文) #4
豪家少年豈知道,來繞百匝腳不停。
雲窗霧閣事恍惚,重重翠幕深金屏。
仙梯難攀俗緣重,浪憑青鳥通丁寧。』
(下し文) #4
豪家の少年豈に道を知らんや,來たって繞ぐること百匝【ひゃくそう】して腳【あし】停どまらず。
雲窗【うんそう】霧閣【むかく】事恍惚たり,重重たる翠幕【すいばく】深き金屏【こんべい】。
仙梯【せんてい】攀【よ】じ難くして俗緣【ぞくえん】重く,浪【みだ】りに青鳥に憑【よ】って丁寧【ていねい】を通ず。』
(現代語訳)
富豪の息子たち、大家の貴公子たちは道教の教えなど勉強もしていないのでわかるはずがないのに、ここへ来て百たびもまわりをめぐってまだ歩き続けている。
雲や霧のかくす窓や高殿の中では何事があるのかぼんやりとしてよく分からない、かわせみ色に光るとばりが重なりあい金の屏風が深く深く置かれていて秘密のベールに包まれる。
神仙へのはしごがよじのぼりにくいのは俗世間との縁が深いためだということだ、だから、あてもないのに思いを繋ぐ青鳥を使いとしてはねんごろな心持ちを通じたいと思っているのである。
(訳注) #4
豪家少年豈知道,來繞百匝腳不停。
富豪の息子たち、大家の貴公子たちは道教の教えなど勉強もしていないのでわかるはずがないのに、ここへ来て百たびもまわりをめぐってまだ歩き続けている。
・豪家少年豈知道 貴公子(お金持ちのうちの若ものたち)が道教の道を知っているはずがない。豪家は、財力を持っている家。少年は、若衆。豈知道は、反語、不知道というにひとしい。道は、道教の道。この一段は、華山女に、若ものたちが好き心をいだいてつきまとうことをえがき、その愚かさをあざけっている。杜甫、李白、王維なども「少年行」であざけっている。また、唐代の女道士のなかに売春を行っていたものがあるようである。森鴎外の短編作で有名な魚玄機にしても、そのようなふしがあるようだし、それほどでなくとも、玄宗皇帝の寵妃楊貴妃が、一時女道士であったように、性的魅力にあふれるものであったのだ。李商隠の詩には多く登場する。この結びは逆説的に、華山女が豪家少年どもには見向きもせず、更に高い地位の人たちに媚態を呈していることを諷刺したものである。女児の生きていく路は難しい時代であったことには間違いことではあるのであえうが。
・繞 ぐるぐるあるものを中心にしてまわる。
・百匝 匝は、と同じ。一周すること。百回も華山の女のまわりをうろつく。
雲窗霧閣事恍惚,重重翠幕深金屏。
雲や霧のかくす窓や高殿の中では何事があるのかぼんやりとしてよく分からない、かわせみ色に光るとばりが重なりあい金の屏風が深く深く置かれていて秘密のベールに包まれる。
・雲窗霧閣 雲や霧におく深くとざされているまどや高どの。窓は、窓と同じ。雲窓は、雲のもようを窓にかいたものをいうが、ここは、下の霧閣に対して、雲のかかっている窓ということであろう。閣は、楼閣、何階建てにもなっている高どの。なお、雲や霧は、仙人にしたがものであるが、また、宋玉(紀元前290―222年)の「高唐の賦」に見える楚の襄王の寝所に侍った巫女の神女が、雲や雨となって朝夕巫山にかかるという物語にもとづいている。問題は、華山女の色っぽさを利用しているものがいるから、この女を風刺するのである。
・恍惚 エクスタシーをいう。ぼんやりとしてよく分からないさま。うっとりとしてわれを忘れるさま。
・重重翠幕深金屏 かさなりあった翡翠色のとばりとおく深い金の屏風によって秘密のベールに包まれる。重重と深、翠性と金屏とがそれぞれ対している。
仙梯難攀俗緣重,浪憑青鳥通丁寧。』
神仙へのはしごがよじのぼりにくいのは俗世間との縁が深いためだということだ、だから、あてもないのに思いを繋ぐ青鳥を使いとしてはねんごろな心持ちを通じたいと思っているのである。
・仙梯難攀 神仙の世界へのはしごはよじ登りにくい。華山女を神仙とし、豪家の少年たちが華山女に近づきがたいことを比喩する。
・俗縁重 この俗世間の縁が重い。仙梯の攣じ難い理由を示す。
・浪 むやみに。むなしく。何の効果もないのにあてもなく行うということを示す副詞。
・憑 たのみとして。
・青島 西王母の使いの鳥で、人間界との橋渡しを行う。西王母は、女性としていちばん高い地位にある神仙。ここは、華山女を、西王母にたとえ、青島は、したがって、豪家の少年が華山女と便りを通ずるための使いの者をいう。
・寧 ねんごろな心持ち。ここでは下心というところか。
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